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たぶんアラサーくらいのロックファンの多くは「事件だ」と血の気をあげて叫んだKen Bandのロッキンの出演。

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けれど、ロッキンに参戦する若いロックキッズのほとんどは「で、ケンヨコヤマって誰?」となっているのだろう。

Ken yokoyamaのステージはそれなりにたくさんの人がいたが、やっぱり若いロックキッズのほとんどはドロス待ちであったのだろう。

昨年のワイバンでは若い子にとってワンオクの前座であったように、もはやKen yokoyamaを「知らない」若いロックファンだって多いのだ。

かの名曲「STAY GOLD」を演奏したときだって、若い子の一人は「なんでこの人、10-FEETの曲演奏してるの?」と言ったのだとか。

時代とはそういうものとはいえ、やっぱりアラサーな人間からすれば、あまりにもその言葉は歯がゆいものがある。

ちなみに「STAY GOLD」はKen yokoyamaのフロントマンである横山健の所属しているバンドのひとつ、Hi-STANDARDの名曲であり、横山健はその曲の作詞作曲を手掛けている(バンドメンバーとの共作ですが)。

で、今回は健さんは闘志むき出しでステージに立っていた。

そこには若者に本気で「ロック」とはこういうもんなんだと見てほしくて、それでなんとしてでもステージに上がりたいという気合いが滲み出ていたように思う。

全く煽ることもせず、「ステージに出て演奏している。お客さんはお金を払ってフェスに来ている。フェスにはフェスの中でルールがある。ダイバーが連れていかれてどうなるかも知っている。擁護はしない。 」と言い、最後に「くだらねぇよ!」と吐き捨ていた。

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この「くだらねえ」の言葉の真意とは何だろうか。

いま、ロックフェスに溢れている「若手のロック」のことなのだろうか。

ダイバーが出るとか、モッシュがどうのこうの、とかそんなことしか注目が集まらない世間とメディアへの皮肉だろうか。

それとも、誰よりもオーディエンスの動きが見える中で、かつてほどには自分の音楽で「動かすことができていない」事実を目の当たりにして、そんな音楽しか鳴らすことができていない現状の自分に向けた言葉なのか。

あるいは、ルールを作ること、ルールを破ること、ルールを破るよう煽ること、ルールについて議論すること、ルールが破られるかどうかに関心があること、それら全てに対して、くだらねぇ、と言ったのか。

今日の健さんは執拗に「ルール」という言葉を連呼していた。

「そういうの飲み込んだうえで出てるぞ」っていうの明確にしていたのだろう。

それは覚悟の表れであった。

けれど、それは健さんが丸くなったからとか、開かれるようになったからとか、そんな安っぽいことではないと思う。

フジロックのMCでは、「自分の場所は自分で守れ」と言いのけた。

このままでは「ロック」という場所ですら、アイドル化したバンドしか客が呼べず、氾濫し、お遊戯のようにして音楽と嗜んでしまうようにってしまう。

そんなふうにしたくないから、自分が信じていたロックとはこんなものではないと信じているから、そういうものが完全になくなる前になんとかして「守りたい」と願うからこそ、極力は若者に自分の音楽が届くステージに、多少のリスクは背負ってでもステージに立つのだろう。

けれど。

TVに出ても、ロッキンに出ても、喜ぶのはアラサーより上の世代という印象。

若者にいかほどこの思い、音は届いているのだろうか。

そして、その集大成はおそらく今年のエアジャムで見れることになるのだろう…。

それにしても、この記事の内容、ほんと「センチメンタルトラッシュ」だなー。

本日のセトリである。

1Punk Rock Dream
2Save Us
3Maybe Maybe
4Believer
5I Won’t Turn Off My Radio
6A Beautiful Song
7Ricky Punks
8Ricky Punks II (The Lamepire Strikes Back)
9Stay Gold
10Ricky Punks III
11Your Safe Rock

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