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自分の中で好きなバンドに線引きするのは自由である。

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しかし、その判断が絶対的なものであると信じて疑わず、フェスのメンツが発表されるたびに自分の思っていたバンドと違うバンドが発表されると、執拗にネガキャンしたり、挙句、当事者にリプを送って「違うくね?」というアホが少なからずいたりする。

思うのは自由だが、行動にすると色々と香ばしくなるわけだ。

まさに、ヤバいライフキッズ屋さんの誕生である。

まあ、メロコア系バンドが主体のイベントで、
サブカル女子に貢がれることで自立することができているようなバンドなんなが出演すれば「なんか違う」と思ってしまう人がいるのもわかる。(別にオーラルのことをそんなふうには思っていないので、それは誤解しないでほしい)

が、どんなにコンセプトがしっかりしているイベントだとしても、そのコンセプトを打ち立てている人が出演者を選んでいるわけで、仮にあなたが「なんか違う」と思ったとしても、「なんか違う」のはおまえの脳みそであり、己の物言いがトンチンカンなだけであるということは、胸に刻んでほしいものである。

ところで、確かにバンドと言えども、色んなタイプのバンドがいることは確かであり、今年のビバラのスタンスをみても意図的に「ジャンル」を意識していることがわかる。

傍目からみても、ああこれはジャンルで分けているなーと認識できるということは、どんな人でも潜在的にはバンドを種別しているという現れでもある。

さて、バンドを種別する要素とは一体何だろうか?

一番に挙がるのは音楽のジャンルだと思う。

パンク的要素が土台のバンドと、フュージョン的要素が土台のバンドでは「違うバンド」という認識が生まれるだろう。

どれくらい細く音楽的ジャンル分けをするのかは人によるし、盛り上がれる系かそうじゃないかのふた通りでしかジャンル分けしていない人もいるかもしれないが、音楽的ジャンル分けがもっとも、岡崎体育の「感情のピクセル」で言うところの「カテゴライズの壁」を生む要素となっていることは間違いない。

次に挙がる要素はファン層だと思う。

サブカル系がファン層に多いとか、このバンドのファンはおっさんばかりだとか、○○のバンドのファンは暗い奴が多いとか、OORerとかアレだとか、ファン層だねでバンドの「ジャンル」を作り出すことが多い。

ファン層がそのままバンドのイメージとリンクすることもあったりする。

だから、音楽的には似たようなジャンルでも、ファンの種類が違うから、カテゴライズの壁が生まれている事例は、少なからずあるわけだ。

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もちろん、どのバンドもファンを細くみていけば、色んな人がいるのだが、「ファン層」という幻想は、枝葉の要素をカットして、大まかなイメージを植え付けるのである。

いずれにせよ、ファン層もバンドのジャンルを作るうえで重要な要素であるというわけだ。

最後に挙がる要素は、ボーカルの顔面偏差値である。

例えば、フォーリミはジャンルで言えば、メロコアになるのに、堺ミーティングとかに出るおっさん系メロコアバンドとはまた違うカテゴライズをされている印象を受ける。

これは、ファン層の違いもあるわけだが、やはり顔面偏差値の功績が大きいと思うのだ。

WANIMAの健太だって、笑顔が似合うただの焼きそばではなくて、洋楽系のバンドにいるようなガチムチ系スキンヘッド男子だったら、今とは違うカテゴライズをされていた可能性が高い。

見た目から生まれるジャンルというのもあるわけだ。

まあ、顔面偏差値という言い方がやらしいならば、バンドのビジュアル、という言葉に言い換えてもいいかもしれない。

というか、そういう話にしたら色々と丸く収まる気がする。

バンドのビジュアルのイメージで、そのバンドのカテゴライズが生まれるという話だ。

おそらくフェスでメンツが発表されて「なんか違う」と思ってしまう人は、こういう思考でそういう発想に至るのだと思う。

このフェスはこういうファンがたくさん集う→だから、そういうファンをたくさん抱えているバンドが出るはず→あれ?そのフェスを楽しみにしているファン層と違うファンを抱えているバンドが出てきた→なんか違う、みたいな感じだと思うのだ。

音楽のジャンル的違いというより、ファン層という観点で、違いを判断していることが多いと思う。

だから、京都大作戦でRADはなんか違うと思う人がいたとして、それは音楽的な意味で「違う」と言ってるわけではないのだ。

だって、それならFIRE BALLや竹原ピストルやスカパラなんかをすんなりと受け入れるのは、おかしいという話になる。

音楽的ジャンルという観点ではなく、ファン層という観点からのみバンドをカテゴライズしているからこそ、そういう判断が生まれるわけだ。

ただ、これだけは言える。

どんなバンドでも、意外とファンって入れ替わり立ち替わりするんだよ、と。

最初は男子ばっかだなーこのバンドのファンはーと思っていても、いつの間にか女子もそれなりに多くなっていたりすることはよくある。

ホルモンなんかはその最たる例だと思う。

SiMだって最初は超絶アンダーグラウンドなバンドで、万単位のお客さんを呼ぶようなバンドには絶対にならないと思っていたが、今はご覧の通りなわけだし。

つまり、ファン層をみて、しょーもないカテゴライズをするのはナンセンスだから、バンドマンは大集合してわいわいして、ワニさんも仲間に入れてあげよう、という話である。

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