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邦ロック界隈のファン層に新たな断絶ができつつある。

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それまではゴリゴリ系とか、サブカル系くらいの断然であったが、どちらでもない新たな層が確立してきているわけだ。

その線引きをするうえで重要のバンドがReVision of Senceである。

アルファベット表記は面倒なので、以後はリビジョンと表記する。

リビジョンがどんなバンドか知らない人はYoutubeで音源でも漁ってみてほしい。

ああ〜こういう系ね〜となると思う。

邦ロックリスナーを大別していくなかで、リビジョンみたいなバンドを面白がれるか「いやいやいやいや、あれは無理。拒否」となるかで別れるのだろう、という話だ。

リビジョンのことを嫌いという人間は、けっこう多いし、知り合いでライブなどで関わったことがある奴も「いけすかない奴だった」と称している。

予定したライブにボーカルが寝坊して、開演時間に遅れてしまったが、それすらもネタにして面白おかしくTwitterで配信するなど、やることもなかなかに破天荒である。

鳴らす音楽に関しても、とにかく軽く・薄く、面白ければそれでいいやんのゴリ押しがすごく、これだとヤバTですら随分マジメに音楽をやっているなあ、と感じてしまうほどである。

要はクセの強いバンドである故、こんなバンドが売れるなんて嫌〜!と嘆くやつがそこそこ多いというわけだ。

一方、こういうクセを面白いと思うリスナーもそれなりにいる。

やることは確かに面白いし、ノリやすい曲も多いし、音源の値段もライブも安く、若者の心を掴む色んな要素を兼ね揃えている。

で、この音楽を楽しんでる層をみてると、若者が多い故、わりもヤンチャな人間が多いのである。

人によっては「害悪ライブキッズ」であることをアイデンティティにしている奴もいるし、ディッキの色をゴレンジャーに見立てて、「害悪ライブキッズの赤ディッキである」みたいに、謎の不思議戦隊を誕生させていたりもする。

んで、そんな謎のアイデンティティを獲得さることで、仲間と共同体をつくりあげ、そこで一緒にウェイウェイするわけである。

要は、リビジョンが好きなライブキッズは、パリピ化している人種が多いわけだ。

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そう。パリピ化。

これこそが、今までの邦ロック好きとはまた違う価値観の正体なわけである。

刹那的な享楽を求め、音楽の内容なんてどうでもよくて、身内でウェイウェイできればそれで満足という層が増えているわけだ。

そりゃあ、軒並みのフェスでACIDMANとかくるり辺りがガラガラになっちゃうのも無理からぬことである。

旧的価値観を持ったオールドライブキッズは結婚したり子育てが始まれば、嫌でも現場からは撤退する。

すると、次世代の若者がフェスシーンのメインのお客になるわけで、つまり、世代を更新するごとに「パリピ」の人口は増えていくわけだ。

邦ロックやフェスシーンは色々な化学変化を起こしていくなかで、いつしかパリピ的人種が「メイン」になってしまったわけだ。

どおりで、邦ロック系のアカウントで、Twitter経由でオフパコに走る奴が増えてくるわけである。(まあ、パリピは股がゆるいという物言いは偏見でしかないわけだけども)

バンド自身も別に「パリピ」でいいじゃんと思っているフシがある。

少なくとも、リビジョンからはそんな気概がビンビン伝わる。

そんな流れができて、理解できない価値観が氾濫すれば、オールドキッズが若いライブキッズをみて色々と苦言を呈したくなってしまうわけである。

世代間の溝は大きくなる一方なのである。

おそらくあと5年で世代間の断絶はさらに大きくなり、Ken yokoyama的なパンクスのあり方は完全に過去のものになり、お店に置かれたレコードのように過去のものになってしまうであろう。

ミイラズやボーディーズのようなギターロックはますます生きにくいシーンになるだろうし、残るために「パリピ」に媚びなくてはいけなくなるわけだ。

CDが売れる売れないとか以前に、自分の信じてた「音楽そのもの」が喪失してしまう不安感があるからこそ、年配バンドほど「啓蒙」に走ってしまうのかもしれない。

あのスピッツの草野マサムネですら、JAPAN JAMのMCでは漢気溢れる言葉を述べていたのだが、それもこういう社会的背景が影響しているのかもしれない。

個人的に、この断絶を埋める最大にして最強の切り札はエルレなんだろうなあ、という気はするけど、それはまた別の話になってくるので今回は割愛するとして、今後ポイントになるのは、若者に人気のバンドがどういう行動をとるのかであると思う。

SiMやワンオクはいわゆる嫌われてもいいから自分なりの哲学を大事にする、というスタンスでメッセージを発信しているような気がするし、WANIMAは己の哲学は捨てても大衆に迎合しようとしている気がする。

若手バンドの一挙手一投足がロック文化やフェスシーンを完全に「パリビ化」させるのか、それともオールドタイプの「ロック」も生き残らせるのかがかかっているわけだ。

もちろん、どれが正しいという話ではないけども。

ただ、未来の命運を握るのは意外とリビジョンのようなバンドではないか、とは思うのである。

追記

勢いでリビジョンが好きな人は全員パリピ化みたいな言い方をしてしまったが、これは完全に誤りです。

ここにお詫びを記したい。

リビジョンのファンというよりは、リビジョンが主催する洗脳会という無料イベントが行われ、「無料」をきっかけに足を運ぶ人にそういう「マナーのない人」が乱入しやすいという話でした。

「無料」といえば、カミコベもそうでカミコベでもやっぱりマナーのない行動が目立ったわけで。

「無料」のイベントだと、害悪な人間が寄り付きやすく、リビジョンは意図的にそういうイベントを主催するので、マナーのない人も散見されるという話がポイントなわけで。

なので、リビジョンファン=害悪というのは誤りというの記しておきます。

また、リビジョンの音楽が軽いというのも語弊があって、あえて言うならば、ここ最近の曲は意図的に軽く見えるようなアレンジをしている、というようは言い方が正確だな、と思いました。

わざと、軽く見せているというか。

過去曲みたら重い歌もあるし、軽さと熱さのバランス故、リビジョンにハマっている人が多いとも思いますので。

というわけで、今後もファンの皆様は胸をはって、リビジョンを応援してほしいなあ、と思う次第であります。

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