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SHISHAMOの「明日も」について書いてみたい。

この歌は0.22(水)にリリースされる ニューアルバム「SHISHAMO 4」に収録されている。

特段の前知識などはなく、偏見で色々と書いてみたい。

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作詞:宮崎朝子
作曲:宮崎朝子

月火水木金 働いた
まだ分からないことだらけだから
不安が僕を占めてしまう
時々ダメになってしまう

月〜金が仕事ということは、こいつサービス業やアパレル関係、ある意味はイベンターやバンドマンではないな、ということがわかる。

土・日は完全休みということは、それなりにホワイト企業で働いているな、とか邪推してしまう。

分からないことだらけ、ということはまだ新卒だろうか。

まあ、最初のうちは落ち込むこともたくさんあるよね、とか思ってしまう。

月火水木金 働いた
ダメでも 毎日頑張るしかなくて
だけど金曜日が終われば大丈夫
週末は僕のヒーローに会いに行く

金曜日の夜には僕のヒーローに会いにいくとあるが、ヒーローとはだれだろうか?

ももクロの昔のキャッチコピーが頭を掠める。

まさかこいつ、アイドルオタクなのか。

ダメだ もうダメだ 立ち上がれない
そんな自分変えたくて 今日も行く

さて、どこへ行くのか。

その答えはサビで明らかになる。

良いことばかりじゃないからさ
痛くて泣きたい時もある
そんな時にいつも
誰よりも早く立ち上がるヒーローに会いたくて
痛いけど走った 苦しいけど走った
報われるかなんて 分からないけど
とりあえずまだ 僕は折れない
ヒーローに自分重ねて
明日も

実はヒーローが何かをここでは示さないのだ。

つまり、ここの解答は人によって違うから、自分のヒーローを当てはめてね、ということなのだ。

好きなバンドマンがヒーローの人もいるだろうし、アイドルが心の救いという人もいるだろう。

スポーツ選手かもしれないし、地元の大好きな先輩のことかもしれない。

いずれにせよ、誰だって心の底から憧れる、そしてその人をみれば力が湧いて頑張れる勇気をくれる、そんなヒーローみたいな人がいるはずだ、と示しているわけだ。

いつかは自分のヒーローみたいになるんだと鼓舞して、明日も生きていくわけである。

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2番をみてみよう。

月火水木金 学校へ
友達の話題についていくのは本当は
私にとっては大変で
私が本当に好きなのは昨日のテレビじゃない

1番は社会人の話だったが、2番は学生の話。

そして、一人称が僕から私に変わる。

明らかに人が変わったことを強く主張するわけだ。

自分のファンの大部分はきっと若い社会人と、学生さんであるということがわかってるから、迷いなく、こういう設定で言葉を紡ぐことができるのだ。

無駄に範囲を広げた歌詞を書かずと、しっかりとターゲットを決めて歌詞を書くのがSHISHAMO流なのだ。

ところで、今時の若者ってみんなが見てるTV番組なんて存在しているのだろうか。

田舎だとまだありそうだけど、都会だと個々の趣味が裁断してて共通の話題を探すのが大変そうなイメージ。

まあ、僕はもう若くないのでよくわからないけれど。

月火水木金 学校へ
本当は渋谷も原宿も分からない
だけど金曜日が終われば大丈夫
週末は私のヒーローに会いに行く

このフレーズで田舎の人間を殺しにかかる。

おまえらはお呼びじゃない、と言わんばかりに。

「本当は」ということは、それなりに原宿も渋谷といく子なのだ。

それなりに都会っ子やんけ!という話だが、周りからみれば周りに馴染んでいる私も、金曜日は人に合わせない自分だけの世界があるのだ、と主張するわけである。

ダメだ もうダメだ 涙も拭けない
そんな自分変えたくて 今日も行く

さあ、どこへ行こうというのか。

ちっぽけなことで悩んでる
周りの人は笑うけど
笑いもせず ただ 見せてくれる
走り方 ヒーローが教えてくれる
痛いけど走った 苦しいけど走った
明日が変わるかは 分からないけど
とりあえずまだ 私は折れない
ヒーローに自分重ねて
明日も

他のどんな人の意見も聞きたくないけれど、ヒーローだけは自分の心の支えとなってくれるのだ。

僕もそんな時代があった。

何かを具体的に教えてくれたわけではないけれど、音楽が僕を救ってくれたと思うし、音楽があったからちゃんと生きてこれたという気持ち。

たぶんそんな気持ちをパッケージにしているのだろう。

良いことばかりじゃないからさ
痛くて泣きたい時もある
そんな時にいつも
誰よりも早く立ち上がるヒーローに会いたくて
痛いけど走った 苦しいけど走った
報われるかなんて 分からないけど
とりあえずまだ 僕は折れない
ヒーローに自分重ねて
明日も

仕事も 恋も 勉強も
一つも手抜きはできないな
明日の自分のためだと思えば良い
泣くのは別に悪いことじゃない
昨日の自分を褒めながら
今日をひたすらに走ればいい
走り方はまた教えてくれる
ヒーローに自分重ねて
明日も

たぶんSHISHAMOもヒーローと思えるようなバンドに出会ってバンドを始めたのだろう。

バンドをやれば辛いことはたくさんあって、けれど、ヒーローの姿を思い出してようやくここまできたのだ。

そして、大きくなったSHISHOMOは、次は誰かのヒーローになるべくステージに立つ。

そんな決意を含みながらこの歌詞を書いたのではないか。

そんなことを思うのである。

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