LINEで送る
Pocket

RADWIMPSが2017年の全国ツアーを開始した。

スポンサーリンク

ツアー初日はマリンメッセ福岡で行われた。

たぶんわざわざ述べるまでもなく、ライブは素晴らしいものだっただろうし、行った人は言葉にできない感動と興奮を味わったことだろうと思う(薄っぺらい広告のキャッチコピーみたいな言葉しか並べられず、我ながら恥ずかしいものであるが)。

ところで、Twitterなんかでライブレポを見ていると、興味深いツイートが流れてきた。

曰く、「アンコールではいつも『もしも』という歌を歌うのに、今日はけっこうな人数の人が手拍子でアンコールしていた」というもの。

これだから新参が増えると困るよな〜みたいな論をその後展開をしていたわけだが、いかに「君の名は。」という映画をきっかけにして、「前前前世」という歌をきっかけにして、RADに関心を持ちライブに行った人が多いのかを物語るエピソードである。

さて、こういうバンドのお決まりに関しては、どのバンド・アーティストでも一定の論争があり、構図としては新参を叩く自称古参(意識の高いファン)、自称古参を叩く自称最古参という図式が生まれやすい。

先ほどのRADの例で言えば、「アンコールでもしも歌うのがRADのライブの決まりなのに、それくらい予習してライブにきて欲しい」と言い、手拍子でアンコールした新参を叩くのが自称古参(意識の高いファン)であり、「アンコールで歌うとかキモい。最初はそんな宗教めいたことしてなかったのに」といい、売れる前のライブを参照して最近のライブの風潮を嘆き、古参ぶっているお前らだって俺らからしたら所詮新参なんだからな、という眼差しで叩くのが自称最古参なのである。

アンコールで歌うことの論争についてはBUMPやワンオクやセカオワでも起こりがちで、基本的同じ応酬がやり取りされている印象。

YUKIなんかに至っては、アンコールでどの歌を歌うのかという派閥が生まれたりしていて、ライブによってアンコールで歌われる歌が変わる。

あたしがアンコールを先導することで、会場にこの歌を響かせてやったんやで!的な自己主張と承認欲求が見え隠れして面白いし、「なんで今日はティンカーベルじゃないの(この歌が一番ベターな歌らしい」と文句を垂れる古参をみると、より一層面白さが引き立つ。

歌うかどうかで揉めるよりもひとつ上の次元で争いをしている点で、YUKIファンは流石だなあと思う。

スポンサーリンク

また、アンコール以外でもバンドならではの決まり事というのはある。

登場するときのSEに対する構え方もそのひとつだ。

例えば10-FEETの場面。

彼らの登場SEは「そして伝説へ」というドラクエのゲームのSEを使っているのだが、そのSEが流れている間、多くのファンはタオルを頭上高くに掲げる。

京都大作戦はもちろんのこと、今ではどのフェスに出てもその光景を見ることができる。

新参はそんなこと知らないからぼーっと出てくるのを待つわけだが、それをみた自称古参がタオル持ってきてないなんてあり得ないよと叩き、最古参が「昔はタオル掲げるなんてダサいことしなかったのにな〜あれは恥ずかしいよな」みたいなことをいって古参たちを叩く。

また、BRAHMANでは登場SEとして「お母さん、お願い」というブルガリア民謡を流す。

ファンの多くは、そのSEが鳴ってメンバーが登場するまでの間、拝むように両手を合わせ、その手を頭上高くに掲げる。

これをみた自称最古参は「なんで民謡なのに手を合わせるんだよアホか」とか「メンバーが出るだけであり神様が出るわけちゃうのになんで手を合わせるねん、あんなもんいつから出来たんや」と叩くことがある。

個人的な意見としては、それが他人の迷惑にならないならばやりたい奴はやればいいし、やりたくない奴はやらなければいいだけのことだと思う。

なのに、ついつい自分の方が上だと勘違いし、説法を解くように相手に対して文句を言ってしまうのなんだかみっともない。

ファンに上も下もないのに、だ。

どんな古参だって最初は新参だったわけで、ちょっとそのアーティストに出会うのが早かったからといった偉いわけではない(まあ、売れてないからそのバンドを支えていたならば文句のひとつでも言いたくなるのかもしれないが)

なにより、普段とライブの勝手が違うなーと感じるということは、それだけ新参が増えているということである。

大好きなバンドが売れなくて活動休止する場面をたくそん見てきた僕からすれば、こんな羨ましいことはないぞ、と思う。

そりゃあ、いつぞやのドロスのライブみたいに、人気になって人が増えてくると、なんだか変だなーと思う人を目撃することはあるし、それでライブが変な空気になってしまうこともある。

そんなことになるくらいなら、例え人気が出なくてもいいから、自分と同じ価値観をもった人だけでライブを観たいし盛り上げたい、という気待ちもわかる。

でも。

やっぱり音楽はそういうものを超えてあるべきだと思うし、音楽が鳴っているときくらいは、価値観の違う奴らとも手を繋げるような理想をいつまでも夢見たいと思うわけで。

要は自称古参は新参を、自称最古参は古参を認め、お互いフラットに手を繋ごうぜ、という話。

ちなみにこの記事でもそんなお話をしています。

ちなみにジャニーズのライブの場合、お団子が大きすぎて目立ちすぎると他のファンからボコられるらしい。

女の世界って怖いね。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket