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RADWIMPSの「記号として」の歌詞についてかいてみたい。

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作詞:野田洋次郎
作曲:野田洋次郎

1番の歌詞について

今までの日々 ふと思いだしたんだ
土砂降りの雨の中 飛ぶ飛行機の中で

針と糸ひとつ手渡され 「はじめ」の合図で
針の穴に糸を通す これを繰り返すような Days Ace

これからの日々 ふと描きだしたんだ
上下左右 乱高下 もう吐きそうなんだ

泣いてすがったり 落ちてひろったり 皆様 様々
震える手 霞みゆく視界 僕の指なぜ八本?

ひとっこひっとり殺さずに 誰とも肩ぶつからずに
いじめずいじめられずに 車にはねられぬように

病、火事、事故、地震 日々紙一重でかわしながら
騙されぬほどに優しく 嫌みにならぬほどに賢く

生きなさいとさ はい、そうかい

曖昧なようで 明快なような 繊細なストーリーを
踏み外さぬように 逃さぬように 細心の注意を

外の天気が土砂降りなのは心の中もどんよりと沈んでいるからだし、そんな土砂降りの中を上昇することで逃げようとしている今の主人公の状態というのは、この歌詞のテーマそのものとなるわけだ。

なぜ、心がどんよりしているのかは、以下のフレーズで説明される。

言われたことをただこなす、単純作業のような生活に嫌気がさしているわけだ。

これじゃ生きているのか死んでいるのかもはやわからないとでも言わんばかりに。

自分の意志を信じている生きていくのには、はみ出す覚悟が必要なわけで、乱高下して吐きそうになるくらいの決心が必要なわけである。

まあ、全体を要約すれば、今の生き方に不満を持っているけれど、はみ出して生きていくような度胸はない。けれど、そのタイミングは常に伺っていて、細心の注意を払いながら僕は生きている、という話になりそうな感じ。

ただし、一転だけフレーズで気になるものがある。

それは、「僕の指なぜ八本?」。

これは何を意味しているのだろうか。

主人公の精神状態が不安定だったから、指の数すら違って見えたということだろうか。

それとも、8という数字に何か特別の意味を込めたのだろうか。

ここは一旦おいておこう。

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2番の歌詞について

あんたに言ってもなんだかさっぱりだとは思いますが
あんたもバッタリ或る日 そっくり 引きずり込まれるさぁ

悲しみの匂いが鼻について 洗い流そうと席を立った
トイレに向かうが そこは悲嘆者の列 嗚咽の列

諦め目を瞑る者 膝をつき許し請う者
腕に針あてて 愛しき人の名を彫り入れる者

彼らの様 横目に 祝杯と声あげる者
着陸までに糸通した 者だけが明日を生きられると

わざとらしくも しおらしく
生きなさいとさ はい、そうかい

天上のようで 地獄絵図のような ぞんざいなストーリーを
一抜けるもよし 駆け抜けるもよし そう究極のチョイスを

ここは全体比喩の構造をとっている。

悲しみの匂いが鼻につく、も比喩表現だし、トイレに向かうのも列が並んでいるのも比喩になるわけだ。

こうなると、あんたという人物の存在も何らかの比喩のように感じるわけだが、これは一体何を指すのだろうか。

結局、一番と同じで「これからの生き方」をテーマにしているのは間違いないわけだが。

歌詞の続きをみてみよう。

3番からラストの歌詞について

僕のそっくりが一人こっそり 非常口の前へ
おもむろにゆっくり ハンドルを切り 制止を振り切り シュートが開き
そんなのほっとけ 落ちたきゃ勝手に させとけそれよりも 針に糸を

曖昧なようで 明快なような 繊細なストーリーを
踏み外さぬように 逃さぬように 細心の注意を

喜劇的なようで 悲劇的な運命 お好きに調理を
つま先立つもよし いきり立つもよし 行け 最高到達点を

はみ出して行動することができるもう一人の僕と、保守的に人生を歩むもう一人の僕。

結局、針に糸を通すように、言われたことをこなす人生を選ぶわけだ。

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