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KANA-BOONの「Fighter」の歌詞について書いてみたい。

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前置き

この歌はテレビアニメ「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のオープニングテーマとして起用されている。

それを踏まえて、歌詞をみていきたい。

本文

作詞 谷口鮪
作曲 谷口鮪

誰かの叫びが砕け散っている
踏み締めるたび痛みの音が聞こえた

悲鳴にも似た声 聞き慣れたその欠片
本当は自分だと初めから気付いてた

輝きは刹那 戦場で咲く花のように
美しくあれ戦士よ

愛ない絶えない退敗一人のFighter
問わなくとも 戦い続け

哀無い罪と痛みない世界へさあ今
永久なくとも
手を伸ばせFighter

誰にも知り得ぬ苦悩の中で溺れる
孤独の戦場は宇宙のような海

ここじゃないどこかへ
呼び追え 待てど 待てど

神はもう背を向け 暗闇の中へと

輝きは刹那 燃えつきるその日まで
美しくあれ戦士よ

愛ない絶えない退敗一人のFighter
問わなくとも 抗い続け

支配から絡まった糸から抜けろさあ今
永久なくても ここじゃないどこかへ

途切れた
運命よここから動き出せ

愛ない絶えない退敗一人のFighter
問わなくとも 戦い続け

哀さえ愛に変えて鳴らせここでさあ今
永久なくても ここじゃないどこかへ

輝きは刹那 戦場に咲く花のようであれ
Fighter!

以上である。

アニメ主題歌ということで、しかもガンダムということで、歌詞のテイストがすごく鮪っぽくなくて面白い。

使っている単語をみれば一目で、ああガンダムのタイアップ意識しているなーってのがわかるし、ガンダムのタイアップ曲としてオーケーをもらうようには使う単語を変えるしかなかったということもよくわかる。

おそらく事務所から今回は少しでも売れるようにするため、こっちでガンダムの主題歌としてのタイアップの話をつけてきたらから、それに見合うようなガンダムっぽい歌詞にして、疾走感のある曲作れよ、みたいな注文を受け、その答えとして提示したのがこれ、っという感じではないだろうか。

まあ、どういう歌詞が鮪のスタンダートなのか、と問われたら実際のところわからないが、でも本当に他のKANA-BOONの曲ではあまり使われないような歌詞が並べられている。

「刹那」「戦場」「退負」「戦う」「罪」「宇宙」「神」「戦士」などなどなど。

でも、この単語をガンダムに寄せるという作戦は功を奏しているように思えるし、この歌のテーマである戦い続けることの大切さは説得力をもって描くことができていると思う(鮪の声は軽いから、こういうテーマには沿わないことが多いけど、この歌はそんなことがないように思える)

いずれにせよ、鮪はああみえて、意外と職人的な仕事もできると周りに分からしめたことは大きいのではないかと思う。

もちろん、ロックバンドなんだから資本主義に組み込まれるような、大人側の付くような仕事のスタンスってどうなの?仕事を受けるにしてももう少し抗うようなメンタリティを曲に忍ばせることはできなかったのか、という反発はあるかもしれないし、それこそ仕事に対してFighterしろよ、という指摘にもあるのかもしれないが(おそらくはしていると思うが)、でも、これはこれでいいと思う。

タイアップをきっかけにして普段のKANA-BOONとは違うテイストを出しながらも、メロディ含めKANA-BONNらしさを残した楽曲に仕上げる。

これは職人のなせる業である。

流石は鮪だなーと個人的に思いました。

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