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高橋優の「ロードムービー」の歌詞ついて書いてみたい。

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作詞:高橋優
作曲:高橋優

どこか遠くの街では
出会ったことない誰かが
同じような日々を生きてて
同じようにこっちを思い描いてて
いつか会える日のことを
想像しているのかな?
同じように寂しがってたり 
つまずき泣きそうな顔したりして

たとえば道を間違えたって
近道じゃなく遠回りだって
そこにしか咲かない花を見つけるんだ
どんなに他の人たちより遅くたって
笑って話せる思い出の数で
誰にも負けない日々を過ごすんだ

今このときも

繋がっているよ 離れていても
繋がっているよ なにがあっても
きっと きっと 会いにいくよ
君と笑い合えたらいいな

どんな出来事が待っているかな
僕らのロードムービー
もう一人きりじゃない

どれくらい歩いたんだろう
あとどれくらいあるんだろう?
くたびれたなーもう歩けない
なんて弱音言う日もあるけれど
いつか会える日のことを
想像したらもう一歩
頑張れるような気がしてる
つまずき泣きそうになるときも

とりあえず笑顔で踏み出して
その表情に気持ちがつられて
気が付けば心から笑っているんだ
夜が明けるから目覚めるんじゃなくって
目覚める君のために夜が明ける
輝く君を照らす陽が昇るんだ

遥か彼方の

ゴール地点に たどり着けるより
価値があるんだよ また会えるよ
ずっと ずっと 今を生きてく
もしも涙がこぼれたって

虹がかかるために必要な
雨に降られながら
今日を 歩いていくよ

繋がっているよ この空の下
繋がっているよ おんなじ星を
きっと きっと 見上げているよ
君と僕とのロードムービー

ゴール地点に 辿り着けるより
価値があるんだよ また会えるよ
ずっとずっと 今を生きてく
もしも涙がこぼれたって

繋がっているよ 離れていても
繋がっているよ なにがあっても
きっと きっと 会いにいくよ
君と笑い合えたらいいな

どんな出来事が待っているかな
僕らのロードムービー
もう一人きりじゃない

以上である。

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流石、高橋優って感じの、ひねりのないストレートな歌詞が突き刺さるナンバーである。

その一方で、ただ分かりすい言葉をストレートに書いているだけの歌なのではなく、捉えようによって歌のメッセージが変わってくるような「余白」を意識してる歌詞構成だったりもする。

なぜなら、この歌のテーマがそういう「余白」を持たせたようなテーマだからである。

この歌のテーマは、人と人の「繋がり」について歌われたものである。

離れているとき、会えないときでも、その人のことを思っていれば、それは「人と繋がっている時間」になるのであり、SNSやLINEが発達して容易に誰とでも繋がることができるようになった今だからこそ、「想い」の部分がとても重要になると訴えかけるわけだ。

容易に繋がれるようになると、どうしても一つ一つの繋がりの強度は弱くなりがちだし、「繋がっている」ということ自体を忘れてしまいそうになるけれども、ふとしたタイミングで、あるいは何かがあるときに、ふと「あの人、どうしてるのかな?」と考えることこそが「繋がり」そのものなのである、というわけだ。

この歌は『映画クレヨンしんちゃん 襲来!! 宇宙人シリリ」』の主題歌として書き下ろされたのだが、思えば、しんちゃんの最初の映画が公開されてから25年の歳月が経つわけで、この25年の間に、人と人の「繋がり方」に関しては大きく変わったように思う。

一方で、ある種の毒は抜けたとはいえ、しんちゃんの世界観は25年前と大きくは変わっておらず、25年という言葉を聞いて「もうそんなに経ったのかあ」と思う部分もある。

25年の中で変わるものもあったけれど、変わらないものもあるという話である。

こと人の「繋がり」に関しても、変わる部分も多々あったけれど、変わらないものも確かにあったわけだ。

そんな変わらないものの一つが「その人のことを思っていれば、離れていても繋がっていることと同じ」という、この歌のメッセージとリンクするわけである。

形よりも想いが大切なのだ的な価値観である。

また、冒頭にある、まだ出会っていないけれど、いずれ会うべき人に思いを馳せるような予感のフレーズは、なんだか映画『君の名は。』的な価値観を反映しているような感じがして面白い。

まあ、この冒頭のフレーズが意味してるのは、この歌で歌う「繋がり」とは、恋愛的な「繋がり」にも友情的な「繋がり」にも援用できるという話なのだと思う。

要は歌詞自体はストレートなんだけど、何もかもが単純にストレートというわけではなく、その歌の受け止め方次第で、歌のメッセージは変わってくるということである。

なので、この歌を通じて、改めて人との繋がりを考え直し、最近連絡していない人のことをふと思い出して、LINEでも送ればいいのではないかと思う。

まあ、全然連絡とっていない友達からいきなり連絡きたら、「こいつ、さてはおれをネズミ講にハメようとしてるのではないか?」とか疑われてしまうので、注意は必要なのだが。

そういうことも含めて、人生のロードムービーは広がっていくのである。

たぶん。

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