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THE YELLOW MONKEYが再結成して最初に歌った歌が「プライマル。」だった。

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この歌はイエモンが活動休止をする前にリリースした最後のシングルになるのだが、今回、なぜこの歌を最初に歌うことにしたのかを含め、改めて歌詞の内容をみていきたいと思う。

作詞:吉井和哉 作曲:吉井和哉

あがり目とさがり目のモヤモヤを束ねいて
残さずに捨てることは
抱えるよりそれよりもねぇ?
愛とか強調すると顔が変になるよ
では内緒あなたよりも好きな人が他にいるから

誰の景色?清々しい風が懐かしい
油絵のカサブタよりリアルだって名言!

VERY GOODだいぶイケそうだ
振り切ったら飛べそうじゃん
今度は何を食べようか?
卒業おめでとうブラブラブラ
紅塗った君がなんか大人のように笑うんだ
悪いからずっと見とれてた

ありがとう絆と先々の長い願い
花柄の気分もまた1日のうちにたった6秒

雪のように深爪の朝を身にまとい
暖かな優しさほど罪と知った名言!

VERY GOODだいぶイケそうだ
キツかったら脱ぎゃいいじゃん
今度は何を着てみようか?
卒業おめでとうブラブラブラ
紅塗った君がなんか大人のようにまとうんだ
似合うけどちょっとムリあった

君の名はこの僕に何を残したい
思い出は重荷になると言う

VERY GOODだいぶイケそうだ
旅だったら消せそうじゃん
今度は何を歌おうか
卒業おめでとうブラブラブラ
手を振った君がなんか大人になってしまうんだ
さようならきっと好きだった
ブラブラブラ…

以上である。

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さて、イエモンって中途半端に洋楽をパクったゆえに洋楽ファンからはスルーされ、現代においては、4つ打ち踊れるビートが主流になっている邦ロック界隈からも、微妙な扱いをされてしまい、何とも居た堪れない感じになっている感は否めないわけであるが、こと吉井和哉の歌詞に関しては実は目を見張るものがある。

この歌、付き合っていた彼女と別れるわけで、(別れを切り出したのは僕の方だろうか)それを「卒業」と言えちゃうセンスが実に吉井和哉らしい。

本当にモテてる人間が書いた歌詞だからこそ、「あなたより好きな人がいるから」とか書けちゃうわけだ。

内緒、と歌詞で明言しておきながら、しっかり歌詞にしてたくさんの人間に対してそれを歌っているという矛盾。

まあ、そんなことはどうでもいい。

この歌、メッセージという観点だけでみたら、決して誠実的なものが見えてくるわけではないけれど、使用している単語ひとつひとつのチョイスが面白く、吉井の言葉のセンスが素晴らしいことがよくわかるわけだ。

油絵のカサブタって表現、どっから出てきたんだよとびっくりするし、雪のような深爪の朝っていうのも実に面白いフレーズだと思うのだ。

こういうところでユーモアを織り交ぜるから、嫌悪なナルシストな感じが拭われて、聞き応えのある歌に生まれ変わるのである。たぶん。

で、結局、この歌が再結成後、ライブの最初に歌われた理由は、この歌がイエモンのシングルのなかで一度もライブで歌われなかったからであり、今回の再結成は突然変異として起こったものではなく、一回性のあるものではなく、活動休止からの地続きで、ライブをしたのだ(つまり、文字通り再結成したのだ!これからもどんどん活動を続けていくよ)という意思表示でもあったのだろう。

卒業おめでとう、とこの歌は歌うが、彼らは自分たちのプライドやシガラミから卒業して、これからもだいぶイケそうと言わんばかりに活動していくのだ、という決意を表明したのかもしれない。

サル年が終わっても、このサルはまだまだ素晴らしい景色を見せてくれることであろう。

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