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太宰治という作家がいる。

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芸人であり、作家としても名を馳せているピースの又吉によって最近その知名度が上がってきたように感じる太宰治であるが、太宰治の魅力とはなんだろうか。

基本的に有名な作品は3つではなかろうか。

走れメロス、人間失格、斜陽。

どれも名作なのだが、作品の毛色は違う。

ただし、どの作品も共通点がある。それは文学作品というハンコが押されているが、どれも読みやすいということである。

なんだが太宰治ときくと難しそうとか、昔の人の文書はややこしい書き方をしているから苦手という人もいるだろう。

森鴎外のような文豪ならいざ知れず、太宰治に関してはかなり読みやすい。

もっと言えば、又吉が書いた火花を面白いと感じる感性の持ち主ならば、太宰治は確実にハマる。

とはいえ、前述の3作品はどれも色が違う。走れメロスはどちらかというと寓話という印象を与えるような作品。その分、子供でもわかるような読みやすい内容となっている。暗い話が多い太宰の作品にしても珍しく救いのある終わり方だったりもするので、精神的にまいっているという人にもそれなりには安心して勧められるのではないだろうか。

人間失格は肥大化してしまった自我をもつ人間にオススメの作品。又吉作品と通底するような人間観察眼がこの作品にはあるので、又吉作品ファンなら真っ先にこの作品をオススメする。

斜陽は太宰治の最後の作品。正直、あまり明るい話ではないし、なんとも言えない後味の作品なのだが、人間失格を面白いと感じた人にとっては間違いなく面白い作品なので、ぜひ読んでもらえればと思う。

又吉が好きな人ならば、他にも中村文則や西加奈子なんかもオススメするのだが、それはまた別の記事で紹介できればと思う。

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