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2018年も半分が終わろうとしている。

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上半期が終わるということで、他の音楽ブログでは上半期ベストソング20みたいなものをやっているけれど、当ブログでは今年は三ヶ月単位で「個人的ベストソング」を発表していきたいと思う。

題して、今回は4〜6月の個人的ベストソング20!!

なお、今回のベストソング20の中には、どうみても1〜3月に発表されたやんって歌もあるけれど、僕がちゃんと聴いたのが4〜6月だったということで、その辺りの曖昧さは許してほしい。(ちなみに今回も邦楽と洋楽ごちゃ混ぜにしてみました)

また、アルバム単位ではなく楽曲単位での発表としたうえで、シングル曲・配信曲・MVがあるものから選定するようにする。

ただ、4〜6月で一番ヘビーローテーションしたのは、椎名林檎トリビュートアルバム「アダムとイブの林檎」に収録されている私立恵比寿中学の「自由へ道連れ」なんだけど、この歌に限っては上記選考基準には入らないため、除外しております。

では、どうぞ。

sumika「フィクション」

Official髭男dism「ノーダウト」

まずは、この2曲から。

個人的に、ピアノが入った明るいポップよりなバンド曲が好きなんだなーって聴いていて実感。

sumikaの楽曲は、ストリングスの入れ方も気持ちいいし、アコギやタンバリンと木琴とかグロッケン的な鍵盤楽器の入れ方も心地良いし、音としては煩くなってもおかしくないくらいに色んな音が入っているのに、バランス良く綺麗にまとめているのがすごく良い。

そういや、一時期の邦ロックは、しつこいくらいに同じ言葉とメロディを繰り返すことで、聴く者の頭にフレーズを植え付ける戦法をしていたけれど、sumikaってそういうスタンスを抑えつつも、もう一歩更新したうえで音を鳴らしてる感じがする。

曲全体をみると、カラフルでポップなんだけど、地味にテンポ感は速くて、でも全員で合唱もできるようなバランス感になっているところもポイントかなーと。

そうなのだ。

全てのバランスが絶妙なのだ、sumikaのこの曲は。

だから、何回も聴きたくなるし、この記事でも安心して推せるのである。

というわけで、この記事のTOPはsumikaの「フィクション」にしてみた。

なお、ヒゲダンの曲もsumikaの曲と同様、ベースにあるメロディがとにかく良い。

イントロベースにあるコーラスも一度聴いたら耳に残るキャッチーさがある。

さらに、ベースにあるメロディーが引き立つように計算されたアレンジも秀逸である。

ヒゲダンはボーカルがキーボードとプログラミングをするため、よりメロディとアレンジのバランスが絶妙なのかなーという感じ。

ちなみに2曲とも2番のAメロで一旦音数を減らして、ブレイクっぽいタームを作ってるのがポイントで、極力単調にならず起伏を付けるようにアレンジをしているのは、今の音楽のトレンドだよなーと実感する次第。

フジファブリック「電光石火」

フジファブリックの歴史、特に「Sugar」と重ねながら聞くと、グッとくるものがある。

この歌に関してはこの記事を読んでもらえたら、より一層良さを感じてもらえると思う。

ただ、フジファブリックもsumikaも根っこに宿るポップ性はかなり似ており、ロックとポップの融合、というのがすごく大事なんだなーと並べながら聴いていて改めて思った次第。

特にsumikaはスピード感が他の曲より少し早いから、よりフェスシーンやライブ受けも良くてお客さんを魅了させやすいのかなーと思ったり。

フジファブリックのテンポ感って、なんだかんだやっぱりアラサー〜アラフォー仕様なんだよなーという個人的見解。

Radio Bestsellers「栞」

この歌も個人的に相当ヘビロテした大好きな歌なんだけど、この歌こそ、ポップとロックをいい感じに融合させた名曲だよなーと感じる。

FM802内でもっとも若者のトレンドに鋭敏なROCK KIDS 802のプロデューサー(名前を忘れた)が仕掛け人としてディレクションしたのも大きいと思う。(メンツのブッキングも含め)

今の若者はこういうのが好き、っていうのをちゃんと見抜いたからこそ、過去の802の春のキャンペーンでは類を見ない、ポップとロックを融合させた名曲になったのだと思われる。(他のプロデューサーが担当ならもう少し楽曲派よりの仕上がりになっていたと思う)

とりあえずこ感想としては、歌詞とみんなの歌い方が好きすぎるよね、というその二点に尽きる。

この歌に関しても別記事を書いてるので、興味がある方は読んでみてほしい。

CHVRCHES「Get out」

イギリス出身のバンドなんだけど、イギリスのバンドならこの歌がダントツに良い。

まあ、この歌は思いっきり2月にリリースされた歌なんだけどね。

古き良きバンド音楽の良さがありつつも、現代的な要素も取り入れて、それをバンドという形態でポップにまとめているセンスが良いなーと。

メロディーもキャッチーでとっかかりやすいし、ボーカルもすごく良いし。

要は聴いていて、すごく気持ち良い歌なんだよ、という話。

ポスト・マローン「Better now」

ラッパーの歌である。

海外のラップシーンって日本の邦楽とは全然違うセンスのビートを刻むので、お経を聴いてるような心地になって眠たくなる人も多いのかもしれないけれど、この歌はメロディーがキャッチャーで耳に残りやすい。

黒人の躍進が続くヒップホップのカルチャーにおいて、白人である彼は、他のラッパーとは別の立ち位置で音を鳴らしているのだろうなーと感じるし、だからこそ、流行りのヒップホップソングとは違うビート感でメロディが紡がれる。

CHVRCHESとポスト・マローンのこの2曲は洋楽の中でもポップな色合いが強いと思うので、洋楽に慣れていない人もぜひ聴いてほしい2曲である。

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Saucy dog「真夏の月」

ポップなメロディをロックサウンドでどう味付するのかがヒットソングを作るうえでポイントというのがこの記事のひとつの流れなんだけど、Saucy dogのメロディーとサウンドもなかなかにそういう感性を持っているなーと聴いていて感じる。

シンプルなスリーピースバンドなため、前述のバンドとは違い、バンド以外の音は入ってないわけだが、そのなかでもメロディをどうやって劇的に奏でるか、というところは計算して音を組み立てているように感じる、

あと、ボーカルの声がいい感じに爽やかで、そこも個人的に好きなポイント。

すんごい大きな個性はないんだけど、素敵なメロディーとそのメロディーに見合った声があるからグッときてる、そんなバンド。

ゲスの極み乙女。「もう切ないとは言わせない」

ポップとロックの融合に加え、さらに独自性の変態性もぶち込んで、めちゃくちゃな個性派ソングにしたのがゲスのこの歌。

ただ、ゲスの場合、どれだけ破天荒なメロディになっても、楽器隊があまりにも技巧的なので、しっかりとポップに着地させてしまうのである。

やはり、ゲスの凄い。

あと、大サビになって急に疾走感を出すところが個人的に大好きなポイント。

この曲に関しては、こちらの記事で細かく書いてるので、よかったら読んでみてくださいな。

チャットモンチー「たったさっきから3000年までの話」

上半期はこの歌が大本命かもしれない。

それくらいに強さのある曲だし、今年、曲を聴いて鳥肌に近い感覚を覚えたのはこの曲だけかもしれない。

それなりにキャリアを積んだバンドのはずなのに、まるで新譜を聴いてるような心地。

そして、進んだ時間はもう戻らないことを暗示するかのように4分1秒、一回たりとも「サウンドの近い回し」がない構成にも感服する。

オルガンの音から始まること、時計の音でリズムを刻むこと、少しずつ音を足していくことで「たったさきから3000年」を表現しようとしていること、サビではあえて言葉を紡がず「ラララ」と「おおお」だけしか使っていないこと、ラストでシンセを強調させながら曲も転調することで、まるで今いた場所から遠い未来へ飛び立つような、さっきまではそこにいたはずのチャットモンチーがすごい遠いところに行ってしまうことを予感させるような音。

全てが全て完璧なまでに仕上がっていて、この曲を聴くたびにそんなチャットモンチーの世界に誘われる。

歌詞ではなく、タイアップのせいでもなく、単純にその歌に刻み込まれた音を聴いて、泣きそうな気分になる歌はこれが初めてかもしれない。

もちろん、それはチャットモンチーという歴史の話があるからこそ感じる切なさではあるんだろうけども。

cero「魚の骨 鳥の羽根」

チャットモンチーとはベクトルは全然違うけれど、音楽が作る世界はこんなにも自由なんだぜ!ということを示すような快作がceroのこれ。

何度聴いても、どういうリズムの刻み方をしてるのか、まったくわかんないもん、この歌。

リズムの刻み方が変わってるということは、他の楽器隊の音の入れ方も自ずと変わってくるし、実際、色とりどりの楽器の音が使われている。

前述していた他の楽曲とギターの使い方だけを比べてみても、本当に同じ楽器かよ、っていうくらい独特の音の鳴らし方をしているし。

個人的には、ギターのミュート音が綺麗な楽曲は信用できるという持論があって、この歌もギターのミュート音がとても綺麗で、そこも評価ポイントとして高い。

曲展開もコーラスの挟み方も何もかもが常識のフォーマットの上をいく自由さ。

みんなが音楽でひとつになりたがる時代だからこそ、一切誰のこともひとつにさせない自由さと気概を持ったこの歌、とても大好きです。

マジで、2018年のバンド曲のなかでは最大の問題作なのではないかと思う。

ライ「Phoenix」

ceroを出したので、この辺りからお気に入りのオシャレソングを何曲か出していきたい。

まず、これ。

びっくりするほど楽器の音、お上品じゃありませんか?

でも、この歌もスローテンポだからこそ、音のひとつひとつが妥協なく鳴らされてるし、攻めるときには攻めている強気なギター音が炸裂していたりもするしで、聴きごたえがある。

圧倒的なチルさなのである。

IIVU「ミュージック・ライフ」

今年のオシャレロック大本命だと思ってる一作。

冒頭のベースが既にエロくないですか?

ギターのカッティングも官能的だし。(まあ、これはメンバーの音じゃないけれど)

ちなみにこの歌、男女二人組なんだけど、ボーカルが男なんですよ。どんだけ色気出した歌い方するんですか、まったく!!

懐かしいけれど、新しい。そんな一作。

Suchmos「VOLT-AGE」

人によってはオシャレロックなんて形容されてるこのバンドのこの曲も個人的にはすごくグッときた。

グッときた理由は別記事に詳細に書いてるので、興味がある方はぜひそちらも読んでほしい。

ただ、言えるのは、この音楽は他のバンドじゃ作れないなーということ。

その絶対無比性がSuchmosにはあるから、僕は彼らのことが好きだなーと思うのだ。

ヒョゴ「LOVE YA!」

韓国のSuchmosなんて形容もされていたこのバンドの新曲。

ギターの音がしっかり鳴ってるこんなにもギターロックをしている若いバンドでいるなんて、といたく感動したことがあるくらい、カッコいいギターを鳴らすバンドなのである。

表題の曲はバラードナンバーだが、この曲が収録されているミニアルバムには色んなタイプのナンバーが収録されていて、どれもカッコいいバンドサウンドが奏でられているので、なんかカッコいいギターバンドいないの?とお悩みの方はぜひ聴いてみてほしい。

本当ならみんな、アクモンなんかがギター強めのロックサウンドを鳴らしてほしかったのかもしれないが、今の時代はヒョゴですよ、ヒョゴ。

ナードマグネット「FREAKS & GEEKS」

ギターロックという話ならナードマグネットは本気で推せる。

推せるっていうか、こんなにも信頼できるギターロックはないと思う。

リア充に食われつつあるロック界隈、ライブハウスがウェイ系とディッキ族で氾濫するなかで、非モテ側、ボッチ系ロック好きの背中を押すような作品が、こんなにもカラフルなギターサウンドで生み出されるのだ。希望しかない。

自分はマイノリティーのロック好きだと思う人は、ぜひ歌詞を見ながらこの歌を聴いてほしい。

こんなにもマイノリティーであることに勇気をもらえるロックソングもないんじゃないかと思う。

ひとつになる、という価値が当たり前になりつつあるフェスシーンにおいて、明確なるNoを突きつけるこの歌はどこまでもロックだなーと感じた一作。

他にも個人的にグッときた楽曲たち

あいみょん「満月の夜なら」

ネクライトーキー「オシャレ大作戦」

Childish Gambino – 「This is America」

Kanye West – 「Gost town」

SKY-HI「The Story of ” J “」

ほら。SKY-HIヤバくないですか?

某大迫botっぽく言うと、

SKY-HI半端ないって

だって、このタイミングでこういう歌をすぐに作品化して、社会的に敏感なトピックを「誰が聞いても何のことかわかるけど別の比喩に置き換えて伝える」ような歌詞でラップしてるもん!

そんなん出来ひんやん 普通

って感じですね。

歌詞の内容をみても批評性が強いだけではなく、これこそが「愛国ソング」だよなーと思える希望の歌になっているし、最後のフレーズが問いかけで終わるのもまた素晴らしい。

SKY-HIの株がまたひとつ上がった素晴らしい作品だなーと思った次第。(まあ、この歌、MVはあるけどまだシングル化されたわけでもないし、リリースだってまだされる予定はないんだけどね)

以上、個人的にグッときたベストソング20でした。

ちなみに1~3月までのランキングはこちら!

2017年上半期はこんなことを書いていました

僕が聴いていないだけで、世の中には他にもたくさん良い曲があるとは思いますが、まあ興味があればぜひ一度聴いてみてくださいな。

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