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2018年も1/4が終わろうとしている。

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学生は春休み。

新譜を開拓するならもってこいの時期だと思うので、この記事では2018年の最初3ヶ月で個人的にグッとときた音源20曲(今回は邦楽と洋楽セット)をセレクトしたいと思う。

で、この記事ではアルバム単位ではなく楽曲単位でのご紹介で、基本的には先行配信されてるかMVがあるものに絞ってご紹介できればと思う。

では、どうぞ。

UNISON SQUARE GARDEN「君の瞳に恋してない」

ジェニーハイ「片目で異常に恋してる」

まずは、瞳系恋愛ソング(?)のこの2曲から。

確かにユニゾンの田淵は恋愛にドライだから一目惚れなんてしなさそうだし、川谷絵音はドライなふりしてなんだかんだで一目惚れとかして「異常に恋」しちゃうタイプな気がする。

さて、この2曲に共通してるのは、ガチャガチャしてるのに全然煩くないってことだと思う。

「君の瞳に恋してない」は管楽器もいれば、キーボードも入ってるし、ユニゾンはただでさえ詰め込みまくるバンドなのに、ちゃんとパートごとの音の棲み分けがされていて、ギターは余計なフレーズ弾かないようにしているし、ドラムも音を抑えてる感じがするし、結果、すごく心地よく音が鳴ってる感がある。

あと、ユニゾンってサビは高音で突き抜けていく歌が多いけど、この歌はサビの入りも、サビの最後のセンテンス以外はそこまでメロディーに高低さつけていないし、ボーカルもそこまで抑揚をつけずにサラッと歌っている感じがして、そこが良きだなーって思う。

個人的には間奏のタンバリンと、最後のサビの「わ・か・る」の時のドラムの叩き方と、そこからキーボードがじゃらーんってなるのが好きです。

「片目で異常に恋してる」は、いっきゅうがこういうポップな歌を歌うのがまず良いやんっていうのがベースにある。

で、ゲスの歌にありそうな曲なんだけど、ベースとドラムが良い意味で「素人」だから、必要以上に主張することがない分、メロディーにグッと入り込めるのが良いと思う。(けれど、各パートともに、課長といこかがやりそうなポイントは抑えてそうな辺りがまた良かったりもする)

ってか、ここまで「誰が作ったか一発でわかる歌」に仕上げてしまう絵音のソングライターセンスたるや。

ピアノだけはマジモノのプロが弾いてるだけあって、何気に間奏のピアノは妙に緊張感があるのも良いし、だからこそ最後のサビも盛り上がるし、絵音お得意のラストの大サビも健在だし、遊びだけど手抜きは一切しない絵音ってスゴイよね、っていう感想。

サビの頭に「苦しゅうない」ってフレーズを持ってきて、それをしっかりメロディーに載せちゃうそのセンスも脱帽。

ちなみに、両曲もAメロ→Bメロ→サビ→Cメロ→大サビって流れで、個々のメロの消化の仕方というか盛り上げ方も似てるなーって聴いていて感じました。その辺が両曲ともポップスに仕立てるんだろうなーと。

ヤバイTシャツ屋さん「サークルバンドに光を」

あ、この歌、MVないわ。

いや、でも、この歌、普通にエモいと思うんですよ。

ヤバTって、昔に比べたらすごく演奏が上手くなって、けれど、他のバンドと比べたらまだまだヘタクソで、そのせいで誤解されたり、キャラクター的にナメられたりすることもあるんだろうけど、でも、音楽って上手いとか下手とかそんなのとはまた違うベクトルでグッとさせちゃったりするよね、っていうそういう一曲。

コーラス含めて、ありぼぼに一切マイク取らせずに最後までコヤマが歌い切るのも個人的には良き。

ところで、リズムパターンだけで言えば、何気にこの歌の方がメロコアバンドの3曲目にありそうな曲な気がする。すごく縦ジャンプしやすい曲だし。

ひとつだけ感じるのは、この歌ってヤバTというバンドの自己紹介が終わってるから成立するし、エモく感じる歌だよねーということ。

そういう意味では、RADIO FISHの「PERFECT HUMAN」とかとも似てるのかなーと勝手に思ったりして。

Czecho No Republic「テレパシー」

どう聴いてもフジファブリックっぽくて、フレデリックっぽい一曲だし、フジファっぽくてフレデリックっぽいからMVもこんなふうになっちゃった感あるし、ダンス取り入れたらチェコ、もう一度ブレイクすんじゃね?的な発想があったからできた曲な気はするけれど、こういう装いをしながらも、ちゃんとチェコっぽさがあって個人的にはすごく好きな歌。

ていうか、チェコってすごく器用なバンドで、ここ数年の振り幅とやってることの広さってその辺のバンドより秀でてるものがある気がする。

まあ、やること変えれば変えるほど、バンドに求めてる役割からずれていってしまって、ファンが減ってる感は否めないけど、そういうところも含めて個人的にはすごく好きです。

Cメロがとにかく秀逸。

小袋成彬「Lonely One」

宇多田ヒカルとフューチャーリングしてるこの楽曲。

スローテンポな一曲で、前半は最小限のビートしか鳴らさないので、眠たいときに聴くと寝ちゃうこともあるんだけど、それだけ選んでる音ひとつひとつに無駄がなくて、音楽世界に誘われてしまったりもして。

刻んでるビートは時計の針の音のようにすごく細かくて、同じパターンのビートの刻み方はほとんどしなくて、歌詞の世界にあわせて細かくビートを変えていく。

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で、2番以降、宇多田ヒカルの歌声が入ったり、ピアノやストリングスやホルンが少しずつ重なっていくことで、より作品世界が劇的になっていくのは圧巻という他なくて。

後半、一瞬音の空白を作ってから、ピアノが入って、そこから小袋が「また生きながらえている なぜ生きながらえている?」と歌唱する部分が個人的にはすごくドキリとします。

callme「You don’t know me」

僕が推したい曲はMVないくさい事案。

確かアゲハスプリングのTwitterかなんかで取り上げててその存在を認知したんだけど、この歌、すごく色んな音が鳴ってるし、メロディー展開も面白くてラップしてると思ったら歌ってたりするし、サビは「ど・ど・ど・ど」ってリズムをうってくるし、それ以外もちょこちょこ変わったリズムうってくるし、面白い歌だなーと。

で、調べてみると、作詞・作曲・振付などは自身でセルフプロデュースしてパフォーマンスするアイドルらしくて、分業が進む中で、自作自演に拘るなんてすげえアイドルだなーと思った次第。

何気にギターのカッティングの音が好きなんだけど、DJがスクラッチするときは基本ギターがナリを潜めて、スクラッチ音がキュッキュッする感じも好きです。

この曲単体も良いんだけど、この曲が収録されているep自体がそもそも良きな作品なので、まとめて聴いてもらったら尚良きかなーと思ったりして。

カミラ・カベロ「Never Be the Same」

Superorganism「Everybody Wants to Be Famous」

わりと対照的な女性ボーカルの2曲なんだけど、カミラ・カベロは元フィフス・ハーモニーの人で、そりゃあ楽曲も完成されてるわなーって感じのアレ。

一方、Superorganismはどこか音がぽわーっとしていて田舎感があって、なんだかボーカルの英語の発音にも芋っぽさがある一曲。

で、調べてみると、Superorganismって「海の向こうのバンド」ではあるんだけど、ボーカルは日本人らしくて。

メンバーは8人くらいいて、それぞれの知恵が結集した「田舎者の反撃」みたいな感のある歌になってて、夢があって良い歌だなーと感じる次第。

ただ、Superorganismって一応バンドなんだけど、もう海外バンドって「リズム」の部分では生の音で勝負してなくて、細かな調整をしてパッケージするわけだ。

この「テコ入れのあり方」が日本と海外の音楽の違いなんだよなーと改めて感じたりして。

ONE OK ROCK「Change」

もうね、タイトル通り、ワンオクのサウンドってすっかりチェンジしたよねーっていう一曲。

打楽器部分で打ち込みを多用するようになったのは、平たく言えば「世界で売れるようになるためにはそうするしかない」からなわけで、それはSuperorganismなんかでも同じことで、リズム楽器における海外のリスナーの反応を考慮しちゃうとそうなるよね、という話で。

でも、それってつまりは、ワンオクが世界で売れることを本気で目指してることを意味するわけで、そういう気概をもっていることが他のバンドとは違うよなーとつくづく思うわけだ。

そりゃあ、オーラも半端なくなるわけで。

逆に言えば、それだけ気合い入れて曲作ってるのに、アイドル視されながら需要されてる日本における自分たちの現状を見ると、辟易する部分もあるんだろうなーと勝手に思ったりして。

いや、マジでワンオクって日本が誇る世界基準のバンドサウンドだよなーって思います。

米津玄師「Lemon」

星野源「ドラえもん」

ケンドリック・ラマー、SZA「All The Stars」

限りなくタイアップに歌詞を合わせて作った米津玄師と、そもそもタイアップのための歌として作りきった星野源。

タイアップとの結託が見事だったから両作ともすごく売れた部分はあるんだろうけど、ポイントはタイアップにすごくコミットメントしてる作品を作ったのに、一切作家性は埋没することなく、むしろその作家性が浮き出たような作品を作ったということだと思う。

で、なんで彼らの作品はタイアップにコミットメントしまくったのに逆に作家性が浮き出ることになったのかと言えば、アイデアの引き出しが多くて、そのアイデアに対するアプローチに妥協がなかったから、ってことになるんだと思う。

米津玄師は人の声を逆回しにしたものをサンプリングしてぶち込んでみせたり、星野源なら笑点をモチーフにしたイントロを作ってみせたり。

すごく遠いところにあるアイデアとか要素をぶち込みながら曲を作っているからこそ、オンリーワンな仕立てになるのものができるのだろうし、何回聴いても飽きないような名曲になるんだろうなーって思ったりして。

ケンドリック・ラマーの楽曲なんかは、それをさらに大きいスケールでやりのけた作品なわけで。

他にも個人的にグッときた楽曲たち

Mr.Children「here comes my love」

ドレイク「God’s Plan」

くるり「その線は地平線」

SKY-HI「何様featuringぼくのりりっくのぼうよみ」

Track’s「Daydream」

ユアネス「虹の形」

ニガミ17歳「ただし、BGM」

Sen morimoto「Cannonball」

ほら。Sen morimotoカッコよくないですか?

何この「ポスト」感。どこからこういう発想が湧いてくるんだよっていうね。

あと、SKY-HIとぼくりり君のコラボもマジでカッコよくて、SKY-HIのパートは早口でまくしたてる感じなんだけど、サビでぼくりりくんが入ってくると、一気に空気を変えてゆったりとさせるわけだけど、その空気の変わり方になんだかぼくりり君に神々しさを覚えてしまうという一曲。

Track’sはどう足掻いてもSHANKなんだけど、こういう瑞々しくて真っ直ぐなメロコアバンドって、聴くとそれだけ上がっちゃうよねーっていうそういう一曲。

ユアネスは初期のクリープハイプとかインディゴにあるような、良い意味でピュアなギターロックバンドを見たような気がしました。個人的に推していきたいです。

以上。

というわけで、個人的にグッときた作品を選んでみました。世の中には他にもたくさん良い曲があるんだろうけど、まあ興味があれば何かの参考にしてくださいな。

ちなみに2018年4月〜6月のオススメはこちら!!

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