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今年、ものすごく行きたかったのに行けないフェスがある。

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AIR JAM2016だ。

行けない理由はまあ色々とあるのだが、それはここに書いても仕方ないだろう。

行けない己の怨嗟を少しでも成仏させ、かつ自分の知っている知識を誰かにバトンとして繋ぐことで、少しでも誰かのエアジャムライフを有意義なものにさせるべく、ここに各アーティストをどのように楽しめばいいのか列挙したいと思う。

まず、タイムテーブルはこちら。

そして、ここから各アーティストの楽しみ方をご紹介したいと思う。

WANIMA

絶対に最初は「世界で一番エアジャムが大好きWANINAです」という言葉をKENTAが述べてライブが始まると思うが、絶対にKENTAより俺の方がエアジャム好きだと思う。

昔はワンチャンのフレーズを多用した、一見チャラくてでも実はエモい感じなライブをするのがWANIMAの魅力だったけど、国民的ロックバンドになり、その役割・影響力が大きくなりにつれ、「軽さ」がナリを潜め、誠実さが全面に出てきた印象がある。

彼らは熊本出身であり、言えば今回のエアジャムは地元のライブなわけであり、今まで一番大きいステージでやるわけだし、震災とか復興とか色んな想いも胸に秘めてライブをするわけだが、そりゃあ普段よりもエグいライブやるんじゃなかろうよ。

ハイスタ主催のイベントなのに、音チェックでいきなりハイスタのStay Goldやる。絶対に。そういう御法度をかましてきたからこそ、かませる強い魂を持ってるから奴らはエアジャムに来れたのだ。ってか、面白いのでやってほしい。

んで、ラストは1106やるはず。絶対に。

え?どういうテンションで楽しめばいいかって?音を身体で感じ、感じるとおりに動けばいいんだよ。迷いなら捨てて、後腐れなしで、である。

The BONEZ

バンド名は勃起だけど、下ネタは基本言わない実に硬派なバンド。

ボーカルはRIZEのフロントマンであるジェシーだ。

ジェシーとPTPが合わさったバンド、それがThe BONEZなのである。

彼らの格好良さを物語るうえでとっておきのエピソードは今年の京都大作戦である。

なんと機材がトラブルになってまったく音が鳴らなかったのに、ジェシーがメガホンひとつ持って、それでずーっと客を煽り、そしてお客さんがそれに応えていたのだ。

人の心を動かすのに楽器すらも必要ないことを証明した伝説的ステージである。

ちなみに演奏隊は全員元PTPのメンバーなのだが、彼らはハイスタととても縁の強いバンドのひとつだった。

2011のエアジャムに出演しているところをみれば、それがわかるのではなかろうか。

さて、PTPが活動を止めたのはフロントマンであるKが亡くなったからだ。

今は亡きKの意志を引き継ぎ、誰よりもストイックにロックをしてきたバンドだからこそ、エアジャムというステージに呼ばれたわけだ。

京都大作戦で機材トラブルをしたのかKの悪戯だという噂があった。

ならば、誰よりも自分がそのステージに立ちたいと思っていたはずのKはエアジャムのステージにどんな悪戯をしかけるのかも見ものである。

ちなみにライブはいい感じのゴリゴリなロックなので、そういうつもりで楽しめばよろしい。

東京スカパラダイスオーケストラ

主催フェスだとそのアーティストとコラボすることも多いのだが、エアジャムの場合はどうなんだろう。難波さんとスカパラのコラボは今までなかったと思う。もし、スカパラ単体なら音に合わせてスカダンスして、戦うように楽しめばいいのだが、ひとつだけ初見にはトラップがある。「ALL GOOD SKA IS ONE」という曲を演奏する前、加藤さんがお願いと称して、全員に両手をあげるよう呼びかける。全員の手を上げさせたあと、その手を横にするようにいう。やがてそのまま、半ば強制的に隣の人と肩組みをすることを強要する。ぼっち参戦の初見にはなかなか修羅場だと思われる。大体一番が終わると肩組みは一旦解散することがほとんどである。おそらくスカパラの最後の曲はこの曲を演奏すると思われるので、ドキドキしながらその瞬間を待っていてほしい。意外と知らない人との肩組みも悪くないものである。

CFOSS FAITH

世界のコイエがとにかくジャンプしまくるバンド。EDMとメタルを足して2で割ったようなバンドのため、ウォールオブデスもあるし、ベーゴマよろしくのハーコーを拝むこともできるかもしれない。もちろんダイバーも大量なわけで、世界レベルのどぎついサウンドを浴びまくることとなるだろう。ちなみにボーカルのコイエはあんな顔をしているが、新垣結衣と同い年である。恋ダンスばりにステージを動きまくってピョンピョンとジャンプするので注目である。

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Hawaiian6

とりあえず、曲を知らない人は「Magic」と「Rainbow Rainbow」を予習することをオススメする。「RainbowRainbow」を演奏すると、オーディエンスはくるくると円になって走り回ることもあるので、ライブ映像も見ておくとなおイメージが喚起されるのではなかろうか。基本的には硬派なバンドであり、淡々とメロコアなサウンドを響かせてくれるバンドである。

HEY SMITH

2011年のエアジャムならスキャフルキング、2012年のエアジャムならKEMURIというふうに、エアジャムには絶対スカバンド枠というものがある。でも、今までは絶対一枠だった。今年はスカパラ参戦により、その枠が押さえられ、彼らの参戦は難しいかと思われたが、その心配は稀有だった。ボーカルの猪狩はあまり滑舌が良くなく、正直声も出てない。けれど、良い意味でアホで良い意味でエネルギッシュゆえそんなことはどうでも良くなるのだ。たぶん、Endless slowからライブは始まると思うし、この歌は彼らの代表曲なのでぜひ聴いておこう。そういや、今回のエアジャムで唯一女性が入っているバンドということにもなる。カッコいいライブバンドである。

BRAHMAN

ワンオク地蔵を蹴散らすために存在する鬼である。Takaを近くで観たいというだけで、最前にいては絶対にダメだ。やめた方がいい。また、前方にいなればモッシュに巻き込まれる心配はないだろうと思われる方もいるかもしれないが、(そもそもワンオク地蔵はマンウィズ待機をしているかもしれないが)鬼であるトシローは最近、自分の方を観ていない人にまで近寄るという技を覚えた。警醒という歌で鬼はファンのいる場所に降臨するのだが、今回のエアジャムではおそらくその歌の前にAnswer forという歌を歌うことだろう。この歌のイントロが鳴ったら「あ、巻き込まれる」と思ってもらった方がいい。鬼は人の上を歩きながらステージをどこまでも駆け回る。その移動距離は他のバンドの比ではないから。あなたは強制的に鬼ごっこに参加させられることになる。あと、警醒終わりのMCは5分以上あるが、そこ以外で演奏の手を止めることはないのである。

MAN WITH A MISSION

いつもならフライアゲインとかエモーションでライブを締めるだろうが、この日は違う。ついにエアジャムの舞台で1997を披露するのだ。感涙ものである。下手をすればこの日に参戦するバンドの中でもっともエアジャムというイベントに対する想いが強いかもしれない。彼らが仮面を被ってまでバンドを続けてきた理由の一つがこのイベントの存在があるのだから。1997はボイさん(ベースの人)の曲なので、ボイさんはいつもより演奏の熱が入るだろうし、ジャンケンジョニーもいつもより饒舌になるかもしれない。要はいつものマンウィズと一味違うということである。

ONE OK ROCK

イロモノだと舐めている人もいるかもしれないが、実は音の厚みだけでいえば、他のどのバンドよりも優れている。TakaのパフォーマンスはBRAHMANのトシローとはまた違うが、実はお互いに通ずるものもあったりする。要は魂の重さを指先までの全身で表現しているということである。

10-FEET

おそらくメロコアというジョンルを今の若い子たちに浸透させたのは彼らの存在がもっとも大きいのではなかろうか。そして、京都大作戦がエアジャムの意志を少なからず引き継いできたからこそ、今年もこうやってエアジャムは開催されたのではないかと思う。初めてハイスタをカバーしたバンドである彼らは、今年、自らを錆びたアンテナであると称したアンテナラストという歌をリリースした。でも、それは年の重ねをネガティヴに捉えたのではなく、若くはないからこそできることがあるという肯定なのである。歌う曲はいつものライブと変わらないベタなものばかりだろう。けれど、そこに込めた魂はいつもの違う。ハイスタに直接バトンを繋ぐことを任命されたのだから。

Hi-STANDARD

2枚のニューEPを引っさげた彼ら。その歌はもちろんのこと、ディアーマイフレンド、マイファーストキス、サマータイム、そしてステイゴールドと代表曲目白押しの猛烈なライブをすることだろう。そして、アンコールの最後の曲はたぶんモッシュインザレインボウ。サークルモッシュという文化ができて久しいけれど、この歌だけはみんなで手と手を取り合って、でっかい円を作って、笑いながら最後を迎えてほしいとただただ思うばかりである。とりあえず、スタンディングは予想以上に人口密度が高くなると思う。そして、想像以上のダイバーが転がることだろう。

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