LINEで送る
Pocket

2017年の京都大作戦の開催が正式に発表された。

スポンサーリンク

初の三日間の開催とか顔認証システムの採用とか話題は色々あると思うが、この記事では京都大作戦のサブタイトルに注目したい。

今年のサブタイトルは「心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭!」である。

ぶっちゃけ本編とそこまで関わりはないと思われるこのサブタイトルだが、最初の頃はわりと意味があった。

というか、しっかりメッセージが込められていたように思うのだ。

台風で中止になり幻となった第一回目の京都大作戦のサブタイトルは「祇園祭とかぶってごめんな祭」である。

当時バンド10周年というキャリアを迎えた彼ら。

ずっと応援していたファンからすれば待望となる主催フェスであり、それだけでも嬉しい話だ。

しかも開催場所は彼らの地元であり、そして地元住人からすれば子どもの頃よく遊んだ場所である宇治市の太陽が丘公園で開催されるというのだからなおのこと嬉しい話だ。

この発表を受け、たくさんの人はワクワクしたわけだが、日程をよくみれば思いっきり祇園祭と被っていて(まあ、一ヶ月開催されてるんだけどね)祭りの重役なんかは参戦できなくなってしまうわけで、伝統に対して義理高い人たちからすれば「ぐぬぬ」という思いをさせたかもしれない。

心と唇の厚いTAKUMAはこの日に開催したせいで、祇園祭に被ってたから来れなかった人たちに対して詫びのの思いを抱き、その気持ちを少しでもフェスに反映させようということで、こんなサブタイトルをつけたのだ、と個人的に勝手に思っている。

こういう風にサブタイトルになんかメッセージが入ってるっぽい傾向はしばらく続く。

奇跡のリベンジを成し遂げた2008年の京都大作戦のサブタイトルは「去年は台風でごめんな祭」である。

読めばわかるが、まさしく、みんな楽しみに待っててくれたのにごめんね、という思いが詰まってるわけだ。

その次の2009年のサブタイトルは「暑いのに熱くてごめんな祭」、2010年のサブタイトルは「今年も子供に戻りな祭」。

この辺りも伝えたいメッセージや、このサブタイトルをどういう思いを込めて付けたのかがなんとなく想像できるのではないだろうか。

雲行きが怪しくなってくるのは、東日本大震災があって全ての音楽人の意識を変えた2011年からである。

この年の京都大作戦のサブタイトルはこうである。

「今年も楽しむ覚悟でいらっ祭!」

まず違和感に感じるのが、ダジャレとしてあんまり上手くないぞ?という思い。

そして、ダジャレが上手くないからサブタイトルとしてメッセージが少し薄く感じてしまうわけだ。

多くの京都大作戦ファンは不安に思ったことだろう。

このままサブタイトルが意味のないものになってしまうんじゃないか、と。

2012年は「短冊にこめた願いよ叶いな祭」

2013年は「天の川今年も宇治で見上げな祭」

2014年は「束になってかかってきな祭!」

2015年は「いっ祭 がっ祭 感じな祭」

2016年は「吸収年!栄養満点!音のお野祭!」

面白いか面白くないかはさておき、いまいちメッセージとして心に迫るものがない。

特に昨年なんて吸収年と9周年のダジャレに胡座をかいて、メッセージを伝えることを完全に放棄している。

なぜこんなことになってしまったのだろうか。

スポンサーリンク

2011年のことを考えてみよう。

もちろん、TAKUMAも色々思うところがあったと思う。

もしかしたらフェスなんてするべきではないなんて思ったかもしれないし、京都よりも東日本のことを、と思ったかもしれない。

ちなみに震災後、最初のライブは同じ京都の盟友であるくるりとの対バンライブだった。

京都の磔磔というライブハウスしたらしいが、その日
何を語り、何を歌ったのか、俺は知らない。

ちなみに、BRAHMANのトシロウが京都大作戦になかなか参戦しなかったのはサブタイトルがダサいからであり、あのサブタイトルをつけないなら出てやるよ、と言ってたらしい。

ちなみに、TAKUMAがBRAHMANをオファーし始めたのはおそらく2011年頃からと思われる。(東北ライブ大作戦などをきっかけにして両者の距離は大きく縮まったから)

つまり、サブタイトルに「迷い」が生まれ、メッセージ性が散漫になってしまったのは、トシロウにサブタイトルをバカにされてしまったからなのかもしれない。(こんなこと書きながら、サブタイトル決めてるのはイベンターであるサウンドクリエイターの人間とかだったら.俺のお説はお恥ずかしい限り)

でも、今年は違う。

2017年のサブタイトルは実に良い。

しっかりとメッセージが浮かんでくるような、素敵なサブタイトルになっていると思うのだ。

「心の10電!10執念!10横無尽にはしゃぎな祭!」である。

日頃学校とか会社でしんどい思いをしてて「あー生きるのしんどいわー」みたいなネガティヴな気持ちになっている人にも「うおおおおお。今日からバリバリ俺の人生生きてやるで!」ってテンションになってもらうよう、今年の京都大作戦を心の充電にしてくれ!っていうような思いが「10電」という言葉に込められているような気がする。

また、「10横無尽にはしゃぎな祭」という言葉は、「フェスとか初めてでなんか怖いわー」って人も、「私、初参戦やからシートで大人しくしとこ」って人も、「おれもう5歳の子どもがおるおっさんやからサークルとか入るんはさすがに恥ずいわ」って人も、「俺ジャニーズだからダイブは流石にNGっす」っていう生田斗真も、年齢も性別も肩書きもこの瞬間は関係ないから音の感じるままに暴れちゃうぜ!っていう思いを込めたメッセージのように見える。

そして、ポイントとなるのが「10執念」という言葉。

これは今年、10周年を迎える京都大作戦の「10周年」という言葉をダジャレにしたわけだが、まさか、ただダジャレにしたかったから「執念」という言葉を使っただけであり、意味なんてない、なんてことがあるはずがない。

おそらく、今年の京都大作戦は普段よりも拘りが強く、10個の執念を持って開催するのである、裏設定があるのだと僕は思うのだ。

どんな拘り(執念)だろうか。

ということで、ここからは、10個の執念とはどのようなものなのかを考えていきたい。

1.ゴミは捨てない、残さない。それは会場だけではなく駅周辺、コンビニとかも。

1.老若男女の本気の本気で身体全身で楽んでもらうよう、アレする。

1.悪名高き転売泣くことになる奴0にする

1.例年と違い1週間開催日をずらしたことで、SiMの DEAD POP FESTiVALにライバル視して、色んな意味で勝つ。

1.あのバンドにもきてもらうし、なんなら一緒に演奏する(ほら、あれ!)

1.昨年は機材トラブルでBONEZには満足いくライブさせられなかったから、岡超えさせてうりぁーって感じ。

1.すぐにビビるサバンナ高橋に、本当の意味でのライブの楽しさを身体に染み込ませる。

1.COWCOW、ついに源氏のみならず牛若にも出陣させる。

結論、上手くまとめんかった。

けど、たぶん、色々あると思うねん。

なんか上手く言葉にできんけど、今年はすごく並々ならぬ意欲感じねん。

10-FEETもバンド結成20周年なわけやしね。

少なくとも俺はそう感じた、という話でした。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket