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ミナホことミナミホイールが今年も無事に開催された。

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さて、このミナホ、リスナー側からすれば、400組以上のバンドが集まり、ネクストブレイクなバンドも多数出演するので、今のインディーズのシーンをざっくりと見通すにはもってこいのイベントなわけである。

ただ、それだけたくさんのバンドが出演するとなれば、多くのお客さんを集客して、会場を規制にしてしまうバンドがいる一方で、会場がガラガラのまま、ライブをせざるを得ないバンドもいるわけだ。

良くも悪くも、実力社会が如実になるイベントとも言える。

とはいえ、普段は自分のライブに来てくれないお客さんにもライブを観てもらえるチャンスがあるし、今後802に取り上げてもらえる可能性も出てくることを考えたら、バンド側の広告効果はそれなりにあるのかもしれない。

で、このミナホであるが、基本的には出演アーティストは公募で決める。

ミナホ側が出演バンドを募集してるので、「僕、私、ミナホに出たいです!」と応募して、審査に通れば晴れて出演が叶うわけである。

ただ、客寄せバンドがいなければ、イベントとして成立しないので、BIG CATで出演するような、明らかにお前らだけ人気のレベルちゃうやろ?ってバンドは大体ミナホ側から出てください、と言われた「招待枠」なわけである。

簡単に言えば、金を払わずに出演できる枠なわけだ(それでも、おそらく802側からギャラは(ほぼ)払っていないと思われる)

この「招待」はあくまでも、今後802が精力的にプッシュしますよ、広告してあげますよ、という「契約」と「信頼」によって成り立つわけである。

まあ、こんなわけで、例年招待枠バンドで埋められたBIG CATだけが人気になってしまい、常に規制で、長蛇の列が出来てしまうわけである。

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ちなみに公募枠のバンドは応募したらそのまますんなり出演、というわけにはいかない。

もちろん、審査があるのはもちろんのことだが、それ以上にミナホには「参加費制度」が取られており、出演するにはお金を納めなければいけないわけだ。

例年、この額は3万なのである。

バンドマンは3万を納め、ノーギャラどころか赤字の状態でミナホのステージに立つわけだ。

逆に言えば、何百もいるアーティストが一律3万円納めてくれるからこそ、チケット代は各日3000円、3日通し券8000円、オールナイトは無料で開催することが可能になっているのである。

言ってしまえば、802はわ俺たちがお前らの宣伝を(気が向けば)するから、俺たちと少しでも癒着な関係を結びたかったら大人しく金払えよ、と足元を見てくるわけである。

バンド側からしたら、少しでも知名度を上げるために藁をも掴む想いなわけで、そこをつけこんで802は容赦なく金をせびるのである。

大人の世界は厳しい。(まあ、レーベルによってはレーベル側が担保したりするんだろうけどね。ここでしっかり金払うからレーベルによってはコンスタントにヘビーローテションに選んでくれるとか、色々と大人の事情が絡んでくるわけである)

安いお金の裏には、あるいは無料のイベントの裏には、絶対に苦汁を飲まざるを得ない存在の人がいるわけだ。

まあ、どんなバンドだってそういう<不遇の日々>を乗り越えたからこそ、少しずつ知名度を上げて、栄冠を手にすることになったわけで。

というわけで、3万の元を少しでも取ろうと、バンドマンはビラを配るし、CDを渡すし、必死になってライブをするわけである。

少しでも多くのバンドが報われることを願うばかりである。

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