LINEで送る
Pocket

オトダマはソールドアウトしないことで有名なフェスである。

スポンサーリンク

YUKIも星野源もホルモンも、自身がメインステージに出演したのにソールドしなかった関西フェスなんて、オトダマくらいだと思われる。

さて、昨年はレキシを中心に、渋さと若さを絶妙なバランスでブレンドしたために奇跡的にソールドアウトさせてしまうという、オトダマ史上類を見ない奇跡を起こしたわけだが、(まあ、販売枚数でいえば、前週にソールドアウトしているラシュボのおよそ半分でしかないわけだが)

今年はさらに際どいラインナップをブッキングさせて、これでも食いやがれ!ソールドアウトできるもんならしてみろ!と言わんばかりの絶妙なメンツを揃えている(というか、おそらく7〜8月に夏フェスの数が多すぎて9月はフェス貧乏な人が続出するため、手が伸びにくいのだと思われるが)。

なによりオトダマのソールドアウトの夢に立ちはだかる壁がガリクソンの逮捕である。

オトダマは毎年、芸人が開会宣言ならぬ入浴宣言をするのが恒例なのだが、この枠は6割5分くらいの確率でガリガリガリクソンが出演する。

今年も登場が濃厚と思われたが、今年は自身こ不祥事により、それができない事態になってしまった。

いきなり、ソールドアウトの夢に暗雲が立ち込めるわけだ。

まあ、入浴宣言を誰がするのか置いといて、今年のオトダマは「ここが個人的にやばい」という部分をピックアップしていきたい。

微妙ながらも、オトダマの魅力をお伝えすることで、ソールドアウトに貢献できれば、なんて思うわけだ。

では、いってみよう。

1.銀杏とBRAHMANが出演する理由

大阪には、オトダマ系バンドとラシュボバンドがいる。

ワンマンのプロモートを清水温泉が手がけてるバンドはオトダマ系バンドとなり、グリーンズが手がけてるバンドはラシュボ系バンドとなるのだ。

で、今年は普段はグリーンズのお世話になっており、特別な事情がない限りはラシュボに出るはずのバンドの何組かがオトダマに出る。

銀杏BOYZとBRAHMANである。

彼らはラシュボには何回か出演したことがあるが、オトダマは今年が初である。(そして、おそらく今年が最初で最後となるだろう)

なぜ彼らは今年、ラシュボには出ずにオトダマに出たのか。

彼らの存在が若手バンドを萎縮させてしまうからラシュボ側が声をかけなかった、という可能性も否定はできないが、おそらく今年に限ってはキュウソが一枚噛んでると思われる。

昨年、オトダマ系バンドでありながら出張でラシュボに参戦したキュウソ。(ちなみに今年のラシュボはオトダマ系バンドの出演は0である)

キュウソは本来(あえて言えば)ラシュボの部外者なのだが、昨年はラシュボの特番に参戦するほど、がっちりラシュボに溶け込んでいた。

で、ラシュボ特番ではトシロウと共演することになり、とにかく絡まれた。

キュウソは二日目なのに、トシロウに絡まれたので、ラシュボの1日目も楽屋に挨拶にいくことになる。

スポンサーリンク

そこで、トシロウはキュウソのセイヤが銀杏の峯田のファンであることを知り、トシロウは峯田の楽屋に襲撃し、銀杏の峯田のパンツを奪い、セイヤにこう言うのだ。

「これを履いて、ステージにあがれ」

そのままセイヤはパンツを履いてラシュボのステージに立ったわけだが、おそらくその日から、峯田の一張羅のパンツは、キュウソの手元にずっとある。

つまりわセイヤはそのパンツを峯田に返せていないわけだ。

峯田の大事な大事な赤いパンツ。

それをなんとか峯田に返したい。

そんなセイヤの思いを汲んだ清水温泉は、ブッキングに動き出したわけだ。

だから、今年のオトダマには、本来は部外者であるはずの銀杏の峯田、そしてBRAHMANが呼ばれたわけである。

パンツで繋がる人脈もあるわけだ。

ところで、あのパンツは、それ以上の意味合いを持っていたりする。

というのも、銀杏の峯田とBRAHMANのトシロウは不仲であると囁かれていた。

なぜかといえば、東北ライブハウス大作戦がわりと絡んでくる。

それまで孤独を好んでいたトシロウだったが、震災を機に仲間と協力することの大切さに気づき、周りに声をかけてボランティアだったり、東北ライブハウス大作戦だったりに力を入れて活動をした。

が、峯田はそういう動きに冷淡だった。

ラジオかなんかでも、そういう動きに対して批判的な言葉を述べたのだ。

もちろん、トシロウは怒った(らしい)

以後、トシロウと峯田は不仲だと言われていた。

実際、峯田は東北ライブハウス大作戦に一切関わっていない。(今はどうか知らないが)

が、昨年のラシュボで、セイヤがパンツを履いたことで、ついに雪解けが起こったのだ。

峯田とトシロウはセイヤを媒体にしてコミュニケーションをとり、そこで和解をしたのである。

あの後、峯田のインスタにトシロウとのツーショット写真をあげたのは、わりとジーンとしたものである。

長い話になったが、そんなトシロウ-峯田-セイヤの大きな物語が今回のオトダマで動くわけだ。

ファンならこれは見逃せないでしょ?というわけである。

2.クリープハイプが出演する理由

銀杏が出演するのは、キュウソのセイヤに盗られたパンツを返してもらうからなわけだが、せっかくオトダマにあの銀杏が来てくれるなら、清水温泉のメンバーのなかで、銀杏のことが好きなバンドを呼びたいと清水さんは考えた(知らんけど)

そこで、名前が挙がったのがクリープハイプなのだ。

で、クリープハイプを呼ぶなら、他にもクリープハイプが尊敬しているバンドを同じ日に呼んじゃおうってことで、フラカンの参戦も決定。

まるで、クリープハイプがヘッドライナーのような優遇ぶりである。

憧れと嫉妬でもみくちゃにされた、尾崎にとって2大巨塔と呼びに等しい、フラカンと銀杏と同日にフェスに参戦するのは、クリープハイプとしても初めてのことだと思われる。

もはや敵なしになりつつあるクリープハイプが、この日ばかりを最大の敬意と敵対心を燃やしてステージに立つわけである(たぶん)。

ファンなら見逃せないだろう。

3.ポリシックスがヘッドライナー!!

たぶん彼らが大型フェスでヘッドライナーを務めるのは初だと思う。

なにより、オトダマはポリをヘッドライナーを盛り上げるために、出演するバンド全てがポリに敬意をもっているメンツを集めている。

(電話ズの石毛がいないのが残念ではあるが)

そうなのだ。

ポリがトリだったら俺らが盛り上げるぜ的気合いの漲ったバンドたちが集結したわけである。

ピエールですら、大森靖子と同日参戦を諦め、ポリの出演する日を選んだことを考えたら、いかに気合いが入ってるかわかることだろう。

要はイベンター主催のフェスでありながら、こんなにもたくさんのバンドマンの物語を踏襲しながらメンツを選び、タイムテーブルをくむフェスって他にないでしょ?という話である。

イベンター主催のフェスは普通、アーティストの物語よりも、券売のことを優先して考える。

だけど、オトダマは仮にチケットが売れない可能性があったとしても、アーティストのこと、そしてお客さんのことを優先して考え、イベントを構築するイベンターなのである。

要は、オトダマと清水温泉は凄いという話。

日本でもっとも熱い夏フェスがオトダマなのだ。(温泉魂という名前でありながら会場には温泉はなくてプールしかない)

あと、会場にひとつもビジョンがない。(最近はブラウン管のテレビを置いてたりするが)

ボケをやるバンドが多いのに、ビジョンがないからネタが見えにくく、笑いが発生しづらいという鬼畜仕様なのである。

とりあえず、オトダマは愛すべきフェスであり、自信を持ってオススメできる夏フェスなので、ぜひ足に運んでみてほしいと思う。

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket