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BUMPのニューアルバム「Butterflies」のリード曲「Butterfly」はBUMPの曲としては異例のEDMを採用している。

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さて、そもそも論として、このEDMってなんだろうか。

EDMとは「Electronic Dance Music」(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の略である。

直訳すれば「電子の・踊る・音楽」。

平たく言えば、シンセサイザーなどを使って電子音を基調にしてビートを作る音楽ジャンルと思ってもらえれば大体あっている。

当然ながら、バンドはギターやベースやドラマの音がメインになるはずだが、さらにそのベースとしてシンセサイザーの電子音がベースに敷かれるわけである。

で、シンセサイザーってなんやねん?という人はそういう楽器と思ってもらえればいい。

まあ、見た目はキーボードみたいなので、色んな電子音が出せるキーボードくらいに思っておけば大体合っている。

とはいえ、電子音が鳴っていれば全部EDMなのか、シンセサイザーで演奏していれば全てEDMなのかと言えばもちろんそんなことはなく、ビートの刻み方とか音の鳴らし方とかまあ色々あるわけだ。

ただ、こんなところでジャンルの区分についてダラダラと説明してしまったらそこでこの記事は終わってしまうので、ここはぐっとこらえて次の話に進みたい。

さて、BUMPは新曲でEDMを採用したわけだが、ファンは多くは驚いたことだろう。

特に「ガラスのブルース」など初期曲を溺愛するファンであればあるほど、今回の音の変化に抵抗があるかもしれない。

けれども、配信曲として「虹を待つ人」をリリースした頃からEDMの予兆は紛れもなくあった。

rayという曲と初音ミクのコラボはまさしくその前哨戦であり、今回ようやくその時がきたのだと言わんばかりのサウンド。

おそらくここまでその構想があったからあのBUMPがたったの2年の期間でニューアルバムを仕上げたのかもしれない。

で、日本でも少しずつバンドマンたちがEDMの曲をリリースしているわけだが、邦ロックのEDMのひとつの金字塔が「Dragon Night」だと思う。

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そうなのだ。

実は近年のジャンルにおける音楽の先端を走ってるのはセカオワだったりするわけだ。

実際、セカオワ化するバンドは後を絶たない(ただし、これはセカオワになろうとしているのではなく、図らずもセカオワと同じ方向に向かってしまっているバンドたちである

ゲスの極み乙女。やKANA-BOONなんかもその代表格であろう(ゲスは音楽性というより社会性が似てきているイメージがあるが、音楽的戦略もすごくセカオワに似ている)。

つまり、今のバンドマンたちはセカオワの目指す方向を読み取っていけば2020年代も戦うことができるはずだ。

わりと冗談抜きであと5年もしないうちに四つ打ち&高速ビートの時代は終わる。

フェスは今まで暴れて盛り上がれる音楽が盛り上がってた。

体育会系的な濃度が濃くなっていったわけである。

しかし、次にフェスの客層のメインシーンとなるのはバンドマンたちをアイドルのように見る女子たちの台頭である。

今もそういう層は一定数いると思うが、もうすぐしたら「そういうファンを囲っているバンド」しかフェスで客を取ることができなくなる(もちろん、これはフェスによると思うが)。

その頃には、ダイブやサークルは「流行らなくなる」。

当時、暴れることを目的にフェス行ってた人間が「あの頃のフェスは暴れられて楽しかったなー」なんて懐古厨になるはずだ。

KANA-BOONはそういう空気を事前に汲み取り、露骨にBPMを下げたシングルを連続してリリースしている。

もう彼らにはこの景色が見えているのかもしれない。

そんな時代のフェスシーンの空気と、ダイバーやサークルのフェスの空気を繋ぐのはおそらくWANIMAになるのだろうが、その話はまた今度にしよう。

何が言いたいかというと、今回のBUMPの新曲、すごく名曲だということである。

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