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4人組メタルコアバンド「ARTEMA」が公式HPにて解散を発表した。

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2016年5月20日をもって、ARTEMAとしての活動を終了させる」ということで、2016年の全国ツアーである「FINAL TOUR “LASTEMA ~らす☆てま~”」のファイナル公演が彼らの最後のライブとなる。

5月20日の渋谷club asiaで開催される最初で最後のワンマンライブなのだ。

さて、彼らの解散理由はともかく、売れるバンド売れないバンドの線引きが最近はっきりしてきている。

それは「ポップアイコン」になれるか、ということだ。

簡単に言えば、キャラ付けができているか、ということになる。

この手のキラキラメタル系ハードロックと言えば、ベガスが出てくると思うが、要はベガスは少しずつ「キャラクター」を獲得しているし、ファンな「ベガサー」と呼称されることで、良くも悪くもキャラ付けができている。

要は生身の人間をキャラクターというレベルに陥れることで、よりたくさんの人に需要される土壌ができるというわけだ。

グラミー賞なんかの発表もあったが、テイラーもケンドリック・ラマーもポップを引き受けることで、不動の地位を確立したことがわかる(もちろん、日本のそれとはまったくレベルが違うわけだが)。

日本のバンドでもっともそれを体現したのは何をいってもマンウィズであり、彼はまさしく自分たちをキャラクターに落とし込むことで、より幅広い人たちに自らの音楽をリーチさせることに成功した。

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実はほとんどの人は音楽そのものを聴いているのではなく、音楽をツールにした僕とアーティストの物語であったり、音もだちと話題作りだったり、咀嚼しているわけだ。

音楽を聴くことを「予習」という辺り、今の若い子たちとって音楽を聞くことの意味がよくわかるのではないだろうか。

よくバンドマンはアイドル化してきているなんて言っているが、どちらかというと音楽を届ける人たちは自分をキャラクターに置き換えなければ、人に音楽を届けることが難しくなっているというのが正しい。

だから、キャラクター的な繋がりが希薄になってしまう洋楽はほとんどの若者がきかなくてなってしまうのだ。

どれだけ邦楽より洋楽の方が音楽的に優れていようとも、「キャラクターが不在」だから音楽に引っかかりがなくなってしまうのである。

というわけで、バンドマンを目指す方々は「良い音楽」「盛り上がれる音楽」を届けることより、どういうふうに自分たちを見せればキャラクターとして扱ってもらえるのか考える必要があるのではないか。

音楽でメシ食うためには音楽以外のことに力を注がなくてはならないのである。

皮肉な話ではあるが。

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