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2016年、下半期の個人的なオススメアルバムベスト20をご紹介したいと思う。

ちなみに上半期のおすすめはこちら!

ということで、いきなり一位から。

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1.宇多田ヒカル「Fantome」

おそらくほとんどネット系の音楽メディアはこのアルバムを一位にする気がするし、色んなメディアがこのアルバムの素晴らしさについて、さんざん語っているので、ここでわざわざ言葉を紡ぐ必要なんてないと思う。ただ、このアルバムは世界の音楽の文脈も捉えているのに、J-POPとしてもしっかりとパッケージされているのが本当にすごい。色んな私信を並べた曲があるが、最後に「桜流し」をもってくることで、それら全てを洗い流し、本当の意味で「人間活動」と銘打った休止に終わりを告げるのである。おそらく宇多田ヒカルがCDというパッケージでリリースする最後のアルバムであり、過去の作品を通じて過去最高の作品ではないかと個人的に思う。

2.スピッツ「醒めない」

宇多田ヒカルよりももっと長い活動をしているスピッツ。オリジナルフルアルバムだけでも15枚目となる今作。個人的にはスピッツが大好きだが、ここ最近の作品はあまり好きになれなかった。もう亀田プロデュースはいいんじゃないか?と思っていた。そこで、この作品がきた。亀田さんで言えば「三日月ロック」以来の稲妻である。これだよ、これ。スピッツに求めていたのは。そう思える作品。とはいえ、懐古主義な作品ではまったなく、しっかりとしたロックを下地にした音であり、ポップスとしても有能で、本当にアルバムに収録されているどの曲も良いのだ。意図的に「俺らしくない言葉も使った」というマサムネの歌詞もとにかくぐっとくる、スピッツの新たな金字塔というべき作品。まだまだ俺もスピッツ熱は醒めないなーって感じの作品。宇多田がいなけりゃ間違いなく年間ベストでした。

3.クリープハイプ「世界観」

ボーカルの名前がアルバムのタイトルということで、尾崎世界観は小説を書くだけでは飽き足らず、ついにクリープハイプを自分の所有物にしようとしているな。そんなオナニーなんてクソ喰らえだ!なんて聴くまでは思っていたが、通して聴いて「バンド」という曲を聴き、歌詞に想いを馳せると、このアルバムのタイトルは「世界観」だわ。やっぱり尾崎すごいよ、なんて気持ちにさせられた作品。個人的にはビクター時代のクリープの方が好きで、「一つになれないなら、せめて二つだけでいよう」はあんまり好きではなかったが、これはクリープの剥き出しのバンドサウンドが本当に心地良い。また、曲の作り方の引き出しが増えていて、今までになかったタイプ曲もいくつかあって、そのどれもな「パクリ」ではなく「クリープの曲」として、仕上がっているのである。とりあえず、ラストの「バンド」が良い歌。これに尽きると思う。

4.きのこ帝国「愛のゆくえ」

よく聴くとけっこう荒々しいノイズをギターが響かせているのに、それがすごく綺麗に聞こえるのがきのこ帝国の不思議である。今回のアルバムは様々な愛の形を書いたということもあって、歌詞はどれもが意味深であり、深みがあり、佐藤千亜紀の声が伸びやかで本当に気持ちよくて。ってか、本当に音の作りがすごいんだよ。ノリとサビの盛り上がりしか良さがない流行りのロックとはえらい違いで、細かいところまで音の作りに気が配られているのだ。あんまり言葉で音の良さが上手く伝えられないので、ぜひアルバムを聴いてほしいという感じ。

5.UNISON SQUARE GARDEN 「Dr.lzzy」

変態なのにポップス。それが彼らの最大の良さだと思う。とにかく天邪鬼であることがよーくわかる曲作りをしているのに、踊らされるし、音楽にノリノリにさせられるのだ。なにより3ピースバンドなのに、音にスキがない。斎藤はわけのわからん音域の広さと、息継ぎどこでしてんねん!とつっこみたくなるようなレベルだし。ぜーたいこんなの他のバンドじゃマネできないでしょ!とレベルを平然とやりのけるのは、彼らの圧倒的な実力がなせる技。天才がゆえに生み出されたマスターピースなのである。

6.フジファブリック「STAND!!」

山内氏、さらに色々と磨きをかけてきたな!とニヤリとせざるを得ないアルバム。とにかくポップスとして上質で、耳にとにかく良く馴染む。もちろん、アレンジはひとつひとつ練られているため、曲ごとの面白さが満載であり、とにかく味わいぶかい。曲数にこだわったという今作は10曲の収録なのだが、そのおかげで本当に疲れずに聴くことができる。どっかの洋楽のラッパーはアホみたいに曲数あるからフルで聴くと疲れちゃうんだよ。聴いてみると、スピッツとシンパシーを感じる気が個人的にはするけど、山内氏は影響受けてるんだろうか。と

7.CICADA「formule」

少し懐かしい感じのするメロウなサウンドに乗せて、美しいメロディを響かせる。とにかく吸収している音楽と、それゆえの引き出しの量が違うくて、細かいリズムの刻み方とか、グルーヴとか本当に目を見張るものが多々あるバンドなのだ。いわゆる黒人系の音楽の影響も散見される。ちなみにポップス王道な美メロな歌もあれば、ラップに転じることもあったりで、アルバムとしてのポリュームも相当なものなのである。日本のバンドなんて大したことないよ、と思っている人にはぜひ聴いてほしいバンドなのである。

8.RAMMELLS「Natural High」

音大出身ということもあり、相当なる技巧派。ブラックミュージックとオルタナティブロックの良いところを組み合わせたサウンドはとにかく聴いていて心地良いのである。すんげえ語弊のある言い方をすればSuchmos系ということになるか。でも、個人的にはSuchmosより色気を感じるし、気持ち良いグルーヴを奏でているように感じる。

9.ASIAN KUNG-FU GENERATION 「ソルファ(再録)」

オリジナルは中学生のときに聴いた。ど真ん中の世代ゆえ、オリジナルとついつい比較し、上手くはなったけど勢いは微妙、みたいなことを言いたくなりがちだけど、俺はむしろこっちの方が好き。ってか、むしろアジカンを見直したレベル。本当にオリジナルと比べると、細かいところを変えているし、ギターとベースをどしりと前に出すことで、骨太ロック具合の逞しさが半端ないのである。簡単に言えば、かっこよくなった!ということである。

10.04 Limited Sazabys 「 eureka 」

フォーリミの音楽は本当に身体を動かしたくなる力がある。サビで変調するとか、音圧を一気にあげるとか、クラッシュシンバールをパチコーンとしてノリやすくしているとか、そんな技術的なこと以外の何かで、揺さぶられるのである。とにかく気持ちよいのだ。難しいことを考えるのがバカらしくなるくらいの清々しさ。期待を裏切らず、ただ思うがままに気持ち良い音楽を鳴らす。これがメロコアなんだよ!って思う素晴らしきアルバム。

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11.LUCKY TAPES「 Cigarettes & Alcohol 」

ぱっと聴けばマルーン5ですか?と疑いたくなるほどの仕上がり。アルバムのタイトルはオアシスの曲から取っているのかどうかは知らないけれど、90〜00年代の洋楽のギターロックのエッセンスが詰まった玉手箱のようなアルバム。オシャレ系ロックバンドが好きならば必聴の一枚なのである。

12.KANDY TOWN「KANDY TOWN」

ラップにも様々な文脈があるわけだが、KANDY TOWNは自分たちの影響の受けた音楽に対する消化が上手いなあと本当に感じる。だからこそ、そこらへんのヒップホップと違いを感じるし、ついつい聞き惚れちゃうわけである。これでデビューアルバムというのだから、将来はどうなっちゃうのだろうか。

13.My Hair is bad「 woman’s」

クズなのに熱い。嫌いだったのに最近好き。そんなバンドがマイヘア。オシャレ系とダンス系が台頭してきた昨今のロック業界において、ここまで真っ直ぐに熱いギターロックができているバンドは若手ならマイヘアくらいしかいないのではないかも思う。歌詞以外はとくに変化球はないんだけど、その真っ直ぐさが個人的には好き。熱いロックが好きな人にこそオススメのアルバム。

14.RADWIMPS「人間開花」

「君の名は」で使われた曲は本当に氷山の一角であり、野田洋次郎の音楽の幅広さはえぐいの一言なのだ。他のメンバーも色んな技を隠し持っているので、君の名はからRADを知った人は、あれ?、ちょっと違う?と思うのかもしれないが、そういう曲がった感じがRADの良さなのだ。とはいえ、光みたいに王道一直線の曲も収録されていたりして、RAD初心向けアルバムって感じじゃないかなーって個人的には思ってる。

15.[Alexandros] 「EXIST!」

ドロスも色んなパターンの曲を作るバンドだ。シングルを並べただけでも様々な曲がある。今作は前作よりもロック色が強く、激しい曲が多めなので、そういうのがお好きな人にはオススメかもしれない。

16.MONO「Requiem For Hell」

インスタバンドなんだけど、ノイズでこんなにもかっこよくなるんだということがよくわかるバンドだ。

17.MARQUEE BEACH CLUB「Flaver」

サカナクションみたいな音楽が好きな方にはオススメのバンドなのである。

18.Shiggy Jr. 「ALL ABOUT POP」

アルバムタイトルに負けないくらいポップスを突き抜けたアルバム。アイドル曲っぽいわかりやすさを持ちつつ、でも、演奏隊はその辺のバンドよりもよっぽど上手いというギャップ。

19.Klan Aileen「Klan Aileen」

聴けばわかる。良いんだよ。

20.ヤバイTシャツ屋さん「 We love Tank-top」

キャッチャーである。とにかくキャッチャー。そんなキャッチャーのエッセンスをとにかく詰め込んだアルバム。難しいことは考えず、聴いてほしい。

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