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今年も夏フェスが大盛り上がりであるが、今年はあるバンドが人知れず歴史的快挙を打ち立てた年なのである。

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そのバンドの名は10-FEET。

常にライブチケットはソールドアウトする人気バンドである。

10-FEETの夏フェスと言えば、ほとんどの人の頭に浮かぶのは京都大作戦ではないだろうか。

今年の大作戦も天気こそ恵まれなかったが、大盛り上がりであった。

京都大作戦のヘッドライナーはもちろん10-FEETなのだが、彼らは他のフェスでもヘッドライナーを務めている。

それだけライブでの集客力も大きく、圧巻のライブパフォーマンスをしており、ほとんどの人が納得できるし、締まりのあるMCをしてくれる、強いバンドなのである。

そして、今年は、ついにロッキンジャパンの最終日のトリ、いわゆる大トリというやつを10-FEETが担当するのである。

ここの大トリといえば、ミスチルやサザン、矢沢永吉や昨年のセカオワなど、いわゆるメディアを揺るがすようなマンモス級のアーティストが任せられることが多く、ライブハウス出身のバンドがグラスステージの大トリを務めるなんて、かなり久しいことである。

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個人的な記憶では、2008年のBRAHMANくらいだろうか。

まあ、これだけでも十分すごいことなのだが、今年はロッキンと肩を並べ、日本ロックフェスの双璧をなすライジングサンロックでも夜明けの大トリを彼らが務めるのだ。

しっかりとデータを取ったわけではないけども、おそらくロッキン、ライジングと同年で両方大トリを務めるバンドは史上初めてではなかろうか。

というのもその昔、ロッキンとライジングは仲が悪く、ライジングに出演したバンドはロッキンに出さないなんていう暗黙のルールもあったわけだ。

今ではそこまで露骨なことはしないまでも、やはり両陣営とも少しでもカラーを変えたいがために、その年の「押しのアーティスト」は被らさないようにしている節がある。

そんな中で、10-FEETはベルリンの壁とも言えるそれを打ち崩し、両フェス同年で大トリを務めるという前代未聞の快挙を成し遂げたのである。

フェスの歴史を塗り替えるとともに、10-FEETというバンドの魅力の凄さをも物語るエピソードなわけである。

一体、なぜ、こんなことをなすことが可能だったのか。

それは、色んな尺度で言葉を紡ぐことができるが、簡単にいえば10-FEETってバンドは本当に周りの人達を大切にしているバンドだということである。

普通バンドが大きくなると、偉い人には頭を下げても、スタッフとか後輩バンドとかには横柄な態度をとりがちである。

でも、10-FEETは相手がどんな位の人間でも一人の人間として対等に接する。

これはイベンターにも同じなのだと思う。

当たり前だけど、イベンターだって人である。

接していて気持ち良いの人間には、カッコつけさせやすいステージを与えたい考えるし、フェス同士の歪み合いすらちっぽけなものだと認識させてしまうのかもしれない。

要は見えないところでも、人としっかり向き合ってきたから、口から出まかせだけの触り心地の良いMCをしているのではなく、行動に伴った誠実な言葉を述べてきたからこそ、10-FEETはここまで大きくなったのだ。

京都大作戦が気持ちの良いフェスと言われている所以だって同じなのである。

やっぱり、彼ら、凄いよ、ほんと。

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