ニューシングル「望遠のマーチ」をリリースしたことで慌ただしくなってきたBUMP OF CHICKNまわりの動き。

スポンサーリンク

BUMPが活発に動くのは良いことだ。素直に嬉しい。油断してると、マジであいつら音信不通になってしまうから。

確かに、新曲は焼き直し感のある曲ではあるんだけど、でもやっぱり聴いてると良き!ってなる。藤くんは尊い。BUMPメンバーみんな尊い。

が、そんなBUMPの後ろをゴキブリの如くくっついてくるBumperことBUMPのファンのテンションが時々きつくなることがある。

おそらく僕のようなアラサーBUMP好きならわりとあるあるだと思うのだ。

ちょっと若いBUMPファン、キャピキャピしすぎで温度感高すぎ……みたいな。

バンドも年を取ればファンも年を取るのが自然の摂理で、アジカンであれテナーであれACIDMANであれ、BUMPと同期くらいのバンドのライブに行くと、みんなテンションが同じくらいで落ち着くことが多いんだけど、BUMPだけはその限りに非ず。

良い意味で、BUMPファンは若い人が多くて、だからオールドファンはテンション的にちょっと付いてけない、、、みたいなことが起こるのだ。

というのも、BUMPファンってあるタイミングでごろっと変わったじゃないですか?

BUMP自身もこのままじゃジリ貧になるぞ!やっべぇゾオ!ってなったから、あるタイミングで、大きく方向転換を試みた。

具体的に言えば、藤くんが尖ったことを言うのは暗黙的に禁止にするとか、直井(あえてここではチャマとは表記しない)はやたらと小綺麗路線を頑張ってみたとか、そういう方向転換。

結果的にこの方向転換は功を奏し、気がついたらBUMPはこの世代のバンドでは数少ない老若男女が愛する国民的バンドになった。

昔はR15指定くらいの危うさも隠しもっていたけれど、今ではポンキッキーもびっくりの全年齢対象のバンドになった。

もちろん、たまに藤くんがそういう束縛に我慢できず、うっかり下ネタを口走ることもあるし、内に秘めた性欲が体外に滲み出た結果、最近の藤くんの髪型が亀頭化マッシュになってしまっているが、基本的には潔癖JKでも笑えるくらいの優しい下ネタしか言わないし、全身から穏やかさが滲み出ている。BUMPは全年齢対象のバンドなのである。

個人的に、これは良いことだと思う。

アラサーBUMPファンの多くは「昔は良かったけど今は……」みたいなことを言う人もいるけれと、僕はわりと最近のBUMPの曲も好きだ。

ただ、一つ文句を言うなら、せっかく「COSMONAUT」で難易度の高い複雑なリズムパターンの曲をチャレンジしたのに、(おそらくは)ライブで再現できない(ミスするリスクが高い)という理由で、以降の曲ではちゃんと自分たちの演奏技術に見合った楽曲を作ってしまい、バンド以外の音で他の楽曲との差別化ははかるようになってしまっているところだけが、少し勿体無いなーという気はする。

まあ、それはいいんだ。

スポンサーリンク

ここで話したいのは、路線変更をしたことにより、ファン層がごろっと変わってしまったことであり、2010年以降に登場してきたニュータイプのBumperことBUMPファンは香ばしい奴が多すぎるんだという話。

いや、マナーが悪いとかそんなんじゃないし、むしろ良い人が多いとは思うのだ。だが、それ以上に臭ってしまうんだ。BUMPに対するテンションが、BUMPが提供した情報に対する食いつき方が、クレヨンしんちゃんに出てくる野原ひろしの靴下バリに臭ってしまうのである。

BUMPのベーシストであるCHAMAは広報活動に勤しむ必要があるため、匂わせ系クソメンヘラ女子ツイッタラーのように、1日一回Twitterを更新して、毒にも薬にもならないメンバーの写真を一枚あげるんだけど、そのツイートに群がるクソリプの嵐がとにかく臭うんですよ。

腹ペコの鯉がうようよ泳ぐ池の中に餌を放り込んだときのように、そのツイートめがけてBumperが群がり、マジモンのうんこを放つが如く、そのツイートのリプ欄にクソリプを添えていくのである。

いつからアーティストのリプ欄は、おまえらの感情の吐露をぶちまける便器になったんだよ、と文句を言いたい。

いやね、別にツイートした写真に対するコメントとかならいいと思うし、エールを送りたいって気持ちもわかるんだけれど、リプ欄を眺めていたら、ただただ自分が注目されたいだけの、ひたすらに自分の愛を綴っただけのエゴしか見えないツイートが多すぎて、お腹いっぱいになってしまうのである。

このツイートをしたときのBUMPファンの反応なんて特にひどくて。

ツイートした音楽そのものを完全にスルーするリプの多さ。呟いても会話にならないリプが咲き乱れるから、自ずとCHAMAがツイートする内容も「業務報告」ばかりになってしまうのだろうし、誰にも角を立たないようにしなければならないCHAMAの心労を察すれば、言葉も出なくなってしまう。

ちなみに、このツイート先にある、後で聴きますねって返信リプも信用できない。

そうやってツイートした奴の9割は、後になってもどうせその音源を聴きもしないのだ。わかっている。

いや、マジで「私はBUMPガチ勢です」みたいな空気を出しておきながら、ちょっと古めのBUMPの曲とか一切聴いてない奴、普通にゴロゴロいるからね。

たまごっちと同じノリで、ライブにニコルのぬいぐるみを連れて行く奴に限って、そういう奴がほんと多くて。

ニコルの写真を永遠とインスタにあげてるくらいにはガチ勢アピールしているのに、ふれいむべいんって何ですか?ってクソみたいなことを言うクソみたいJKバンプファン、その辺にゴロゴロいるからね。

自分の好きなアーティストのディスコグラフィーすら追うのをめんどくさがるやつが、どうでもいい女のよく知らん新譜なんて絶っっっっっっ対「ちゃんと」聞かないっしょ。いや、知らんけどさ。

で、BUMPのファンの何がうっとしいって、ちょっとこうやって調子に乗ってディスっちゃうと、高速道路にあるスピード違反を取り締まる機械かよっていうくらいに、どこからともかく現れては、トマトみたいに顔を赤くしてガーガーと喚き立ててくるんですよ。

いや、もちろん自分が好きなものが不本意な形で言及されてるのを見て不快に思う気持ちはすごくよくわかるんだけどね。

ただ、BUMPが載ってる雑誌を買ってきては「藤くんエッッッッッロ〜〜〜〜〜!!」ってノリの言葉を、本当は真顔のくせにTwitterとかインスタに書き込んでる人間に限って、BUMPを穿った見方で見ないでくださいとか言うんだぜ?

マジで寝言を言うのは寝てるときだけにしてほしいっす。

バンドマンが載ってる雑誌を、エロ本を見るような目つきで眺めているお前らに「バンドマンの嗜み方」や「バンドのファンに対する見方」を諭される覚えはない。

あと、一番痛いのはTwitterなんかでアイコンをニコルにして、毎日毎日飽きもせずにしょーもないことを呟いてるやつである。

と思ったけど、それ、俺のことだったわ。

ってか、こんなところでこんなくだらない記事をクソみたいに時間かけて書いてる僕が一番痛いやつでした。ごめん。切腹。

関連記事:新曲を聴いて僕はBUMP OF CHICKENに失望した

関連記事:BUMP OF CHICKENの「話がしたいよ」の話がしたいよって言ってる奴と話がしたくない

スポンサーリンク

LINEで送る
Pocket