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WANIMAがワンオクのライブに対バン相手として出演したが、すごくアフェーだったという話を耳にした。

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普段なら良い意味で荒れるライブをするWANIMA。

けれど、今日はモッシュなしダイブなし、そして健太のMCでは笑いなしという有様だったとのこと。

要は客層が違うかったのであり、ワンオクのファンの多くがWANIMAに関心がなかった、そもそもWANIMAというバンドを知らなかったという話ではあるのだけども、なぜ盛り上がらないのか不思議といえば不思議である。

そりゃあワンオクを観たくてそのライブに来た、というのはわかる。

動いたら疲れるから極力関心を示さないようにする、という策略を練っていたというのもわかる。

とはいえ、仮にも日常的に音楽というものに触れていたならば、FOBとかならともかく、WANIMAのことをまったく知らないことはないと思うのだ。

CMにも使われているし存在くらいは認知してそうなものだし、そもそも初聴きだとしても、ワンオクみたいなゴリゴリなロックサウンドが(仮にも)好きなら、WANIMAもいいやん!みたいな感じになりそうなものである。

でも、そうはならないのだ。(もちろんワンオクファンの中にもWANIMAが好きな人はたくさんいたと思うけれど)

ワンオクファンの一部はTakaを観ることが目当てなのであって音なんてどうでもいいんだ、という指摘はもっともなのだが、今作のワンオクのアルバムを評価をみたりしていると、ワンオクはこんな音を作ってほしいのにみたいな願望が書かれていることがよくある。

つまりそれってちゃんとワンオクの作る音楽に対してはわりとちゃんと聴いていうわけだ。

つまり、完全に音楽を無視しているわけではなくて、こんな感じのワンオクの音が好き!みたいなのは各々にあるというわけだ。

つまり、音は聴いているのだ。

ということは、WANIMAの音楽を聴こえてくるぶんには聴いているはず。

けれど、WANIMAの音にはぐっと来なかったというわけだ。

こう考えると、知名度とかではなく、ワンオクファンを虜にできなかったWANIMAの負けだったという感じもしてくる。

でも、面白いもので、音楽的に近くてもそのバンドにしか関心を示さない人というのはわりも多い。

ちなみに個人的には、同じタイプのバンドが来てもあまり反応を示さず、フェスではそのファンが煙たがれてしまうというバンドが3つある。

ワンオク、ミスチル、そしてハイスタだ。

ラルクなんかもフェスに出たら見事なまでにそのバランスを崩すんだろうけど、少なくともラルクがフェスに出そうな気配は今のところないので除外しておく。

ミスチルファンの一部は面白いくらいにミスチルにしか関心を示さない。(スガフェスが心配である)

しかもミスチルファンは年齢が比較的高く財力のある人も多いので、フェスなのにミスチルしか見ずに帰るみたいなかっこいいことをやりのける輩もいる。

まあ、そういうファン性質を見込んでるからこそ、ダフ屋が異常にやる気を出すのだけども(これはこれですごい問題である)。

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また、意外に思うかもしれないが、ハイスタファンもハイスタにしか関心を示さないことが多い。

若いハイスタファンは色んなバンドを楽しむ傾向があるが、初期のエアジャムからハイスタが好きな人はエアジャム行ってもハイスタ直前まではタバコ吸って、ろくに他のバンドのライブを見ない人が多い。

世代だから仕方ないといえば仕方ないのかもしれないが、ハイスタが好きすぎるがゆえに、線引きしたがるファンが多いのは実態としてある。

まあ、対バンだからって無理に同じように盛り上がる必要なんてないし、感じたら動き感じなかったら動かなくていいのだ、ライブなんて、とは思う。

問題なのは、音の届かなさにあると個人的に思う。

どういうことか。

ワンオクファンにWANIMAの音が刺さらなかったのか、というところが問題だと思うわけだ。

下手くそな3流バンドだったらいざしれず、ロック界のニューヒーローといわれるWANIMAである。

それなのに、その音は見事なまでにスルーされたわけだ。

これって音楽の力が失われつつあることを意味しているのだと思う。

つまり、一部のロックファンはWANIMAってサイコーってなってるけれど、大多数の人にとってWANIMAの音は大したことがないと思っているというわけだ。

あんな音じゃビリビリこないと弾かれたというわけだ。

実際問題、音楽好きと公言している人たちですら、ひとつの音楽に対して「ちゃんと聴いているところ」「反応しているところ」なんてほんの一部であるということである。

ギターは聞こえるけど、ベースはよくわからんみたいな。

ここのスネアとここのスネアは音を変えてるねん、みたいなこだわりには一切気づけないみたいな。

つまり、音楽そのものの捉え方が、すごく平面的になってしまっているからこそ、一部のアーティスト以外は反応できない、という事態が生まれてしまっているのだ。

たぶんボーカルの声、あるいは好きな曲のメロディーにしか反応していないからこそ、こういう事態が生まれるのだ、と個人的には思ってる。

この事態を食事に例えたらわかりやすい。

味の濃いものばかり食べていたら、それでしか「美味しい」と感じなくなってしまったみたいな感じだ。

マクドばっか食ってたから、高級な京料理じゃ味が感じれなくて美味しいと思えなくなってしまったみたいな感じだ。

そういう事態が音楽の世界に訪れているということである。

星野源は好きだけど、ブラックミュージックには関心を示さない人だって多いわけで、そういうことなのだ。

ファン層とか、そんな話ではなく、音楽というものが疎外されたうえで、コンサートというビジネスは成り立っているのだという話だ。

これは困った。

じゃあどうすればいいのか。

たぶんワンオクはそういう問題意識をもっているからこそ、自分たちをきっかけにして色んな音楽を聴いてほしいと思い、色んなバンドとライブしたり、フェスに出たりしているのだと思う。

なかなか上手くは行ってない部分もあるけれど。

これは正直、教育の部分もあるわけで、こういう音楽が良いのだと頭ごなしに教育でもしない限り変わらない気がする。

けれど、そんなことをしだしたら、もはやどっかの宗教団体の洗脳と変わらない話になってしまう。

でも、そのせいで日本に流通している音楽の種類はどんどんと減ってるわけで、そういう流れは止めたいというのが個人的な思いでもあったりする。

ワンオクのライブの問題は、そういうことも孕んでいるというわけだ

ちなみに続編を書きました。

その記事はこちらから!

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