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レキシの歌について書いてみたい。

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とはいえ、レキシに魅力についてはおそらく5月14日に放送される関ジャムで嫌というほど見せられると思うので、今回はもう少し違う角度でレキシの歌を考えてみたい。

レキシの歌は基本的に「歴史」について歌われるわけだが、扱われる「歴史」は様々である。

だが、歴史を歌にするといいながら、明治以降を扱ってはきていない。

なぜなら、あくまでもレキシにおいての「歴史」はそういう距離感にあるものであり、あくまでもファンタジックに扱いたいわけだ。

近代史はファンタジーなネタとして扱うにはまだ早すぎるし、生々しくなりやすいという理由で、基本的には扱わないようにしているのである。

今回はレキシの各楽曲がいつの歴史を扱っているのかをみることにより、レキシこと池ちゃんがどういう歴史観をもって歴史の歌を歌っているのかを考察していきたいと思う。

ところで、レキシって誰やねん?という人といるかもしれないので、彼のことをざっくり説明してみよう。

「ケビン・コスナーよりも熊に似ているにも関わらず、MCではすぐに『ど〜も〜ケビン・コスナーです』というボケはしてしまう小太りの男性である。

彼はネタに走らなくても十分に上質な音楽を届けられる技術をもっているのに(むしろ実力があるからこそあれほどのアドリブをステージで繰り出せるわけだが)、すぐにボケて感動とは距離を空けようとするし、湿っぽくなればすぐに笑いに舵をきってしまう、40歳を超えたユニークなおっさんなのである。

けれど、ライブ前はユニークとは対極の重々しい空気を出しているともっぱら評判でもある(要はふざけているようにみえて、すごくマジメな人なのだ)。

さて、それではレキシの各楽曲の時代をみていくまえに、日本の歴史をざっくり分別していきたい。

今回はこのざっくり分別にレキシの楽曲を当てはめていくことで、レキシの楽曲の歴史性を考察していきたい。

日本の時代のまとめ

旧石器時代 – [ ~ 紀元前1万4000年頃]

Wikiによると「石器(打製石器)の使用が始まった時代で、石器時代の初期・前期にあたる。 旧石器時代は石器の出現から農耕の開始までの時代(完新世)をさす」

レキシっぽく言えば「狩りから稲作へ」の、まだ「狩り」の時代というわけだ。

縄文時代 – [紀元前1万4000年頃 ~ 紀元前300年頃]

稲作が始まった時代である。

弥生時代 – [紀元前300年頃 ~ 250年頃]

卑弥呼の時代である。

古墳時代 – [250年頃 ~ 600年代の末頃]

古墳がいっぱいできる時代である。

飛鳥時代 – [592年 ~ 710年]

聖徳太子がドヤ顔をしてる時代である。

奈良時代 – [710年 ~ 794年]

今は鹿の町くらいの認識しかされていない奈良がとてもイキっていた時代である。

平安時代 – [794年 ~ 1185年]

桓武天皇が都を奈良から京都に移したため、奈良のイキリ期間が終わり、京都がブイブイ言わせ始めた時代である。

鎌倉時代 – [1185年 ~ 1333年]

源派閥が躍進する時代。

室町時代 – [1336年 ~ 1573年]

足利一族が躍進する時代。

安土桃山時代 – [1573年 ~ 1603年]

織田信長、豊臣秀吉などが活躍する、いわゆる戦国時代。

江戸時代 – [1603年 ~ 1868年]

徳川がイキる時代。

以降の時代はレキシの歌には出てこないので、割愛させて頂く。

さて、時代を抑えることができたと思うので、レキシの楽曲をアルバム単位でみていき、各楽曲がどの時代を歌っているのかみていこう。

Vキシの楽曲

1.牛シャウト!→平安時代

この歌は牛車の歌であり、牛車は平安時代以降、公家に愛用されていた乗り物である。

2.KMTR645→飛鳥時代

この歌は蘇我入鹿の歌であり、蘇我入鹿は飛鳥時代の人である。

3.一休さんに相談だ→室町時代

一休は室町時代後期の臨済宗の層である。

4.古今 to 新古今→平安時代から鎌倉時代

古今集→平安時代前期
新古今→鎌倉時代初期
に編纂されたものである。

5.やぶさめの馬→平安から鎌倉

流鏑馬自体は日本書紀に出てくるモノらしいが、世間的にも流行りだしたの平安ぐらいからとのこと。

6.SHIKIBU →平安時代

紫式部の歌であるが、彼女は平安時代中期の人である。

7.寺子屋FUNK →江戸時代

室町くらいから寺子屋はあったらしいが、世に広まったのは江戸時代とのこと。

8.旧石器ベイベ →旧石器時代

タイトルにあるんだから、そうなんだろう。

9.刀狩りは突然に→安土桃山時代

刀狩りとは豊臣秀吉が行なった政策である。
豊臣秀吉は安土桃山時代の人である。

10.最後の将軍 →江戸時代の終わり

最後の将軍は徳川 慶喜であり、江戸時代最後の将軍となる。

幕府の終わりを歌ったこの歌は、まさしく江戸の終わりを歌った歌なわけだ。

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レシキの楽曲

1.キャッチミー岡っ引きさん→江戸時代

岡っ引きとは江戸時代にいた非公認の警察みたいなものである。

2.年貢 for you→平安末期から江戸時代

年貢の歴史は大体上記と考えられる。

3.お犬様→江戸時代

お犬様といえば、犬大好きな将軍として名高く、生類憐みの令というファンキーな政策を施行したことでも有名な徳川綱吉のことであり、彼が生きていたのは江戸時代である。

4.RUN 飛脚 RUN→江戸時代

飛脚とは江戸時代のヤマト運輸みたいなものである。

5.salt & stone→江戸時代

salt→大塩平八郎
stone→大石内蔵助のことであり、「大石良雄」の通称である。

二人とも江戸時代の人が生きてる期間は全然違う。

6.僕の印籠知りませんか?→室町〜江戸

印籠とは、薬などをいれて腰に下げる、小さな携帯用の入れものであり、印や印肉を入れることもあった。

室町→印や印肉を入れものとして中国から伝わる。
江戸→薬など入れて腰にぶら下げてた

みたいな感じ。

7.憲法セブンティーン→飛鳥時代

歌詞を読めばわかるが、聖徳太子の歌であり、聖徳太子は飛鳥時代の人である。

8.Takeda’ →安土桃山時代

わりと最強の武将のひとりわ武田信玄の歌である。
武田信玄は安土桃山時代の人である。

9.ドゥ・ザ・キャッスル→江戸時代

歌詞にも出てくる姫路城が建てられたのは江戸時代のことである。

10.アケチノキモチ→安土桃山時代

織田信長に最終的にしばかれることになるわ明智光秀の歌である。
明智光秀は安土桃山時代の人である。

レキミの楽曲

1.大奥〜ラビリンス〜 →江戸時代

大奥は江戸時代に将軍に使えていた女中たちの群れのことである。

2.姫君Shake! →平安時代

家臣とか姫君というモチーフは平安時代に近いと思う。

3.武士ワンダーランド→平安〜江戸

武士は平安後期から江戸時代もいた人種なのである。

4.ハニワニハ→古墳時代

ハニワ=埴輪は古墳時代のものである。

5.恋に落ち武者→平安〜江戸

6.古墳へGO!→古墳時代

7.甘えん坊将軍→鎌倉〜江戸

幕府という言葉が入ってるので、武士よりは少し時代が限定される。

8.君がいない幕府→鎌倉〜江戸

ちなみに最初の幕府は鎌倉幕府であり、平安時代までは朝廷というものが国を仕切っていた。


9.LOVE弁慶→平安時代

武蔵坊弁慶の歌。彼は平安後期の人である。

10.墾田永年私財法 →奈良時代

聖武天皇の政策である。

レキシの楽曲

1.そうだレキシーランド行こう→特定の時代なし

2.きらきら武士→鎌倉〜江戸

3.ペリーダンシング→江戸時代

ペリーは江戸時代に日本にやって来た。

4.どげんか遷都物語→平安時代

平安京が出てくるので、平安時代の歌。

5.ほととぎす →安土桃山時代

ホトドキス系の俳句を読むのは、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康である。

6.かくれキリシタンゴ 〜Believe〜→安土桃山〜江戸時代

キリシタンは大体上記時代に出没してる。


7.レキシ ト ア・ソ・ボ→特定の時代なし

8.妹子なぅ→飛鳥時代

小野妹子の歌であり、小野妹子は飛鳥時代の人である。

9.狩りから稲作へ→縄文〜弥生

稲作といえば縄文時代。

10. 歴史と遊ぼう→特定の時代なし

レキシの楽曲

1.歴史ブランニューデイ→鎌倉時代

この歌のベースは鎌倉幕府なのである。

2.Let’s忍者→飛鳥〜江戸

忍者は飛鳥時代から江戸時代にいたのである。

3.Good bye ちょんまげ→飛鳥〜江戸

ちょんまげの髪型は飛鳥時代から江戸時代の流行りのヘアーなのである。

4.真田記念日→安土桃山時代

大阪夏の陣でしてやられた真田幸村の歌である。
戦後時代最大の合戦なのである。

5.ええじゃないか→江戸時代

ええじゃないかとはデモみたいなものであり、江戸時代によく起きていた騒動である。

6.万葉集→奈良時代

万葉集は奈良時代に編纂された詩集である。

7.参勤交代→江戸時代

参勤交代とは、江戸時代の政治的なシステムのことである。

8.HiMiKo→弥生時代

卑弥呼の歌であり、卑弥呼は弥生時代にあった邪馬台国の偉い人である。

9.踊り念仏→鎌倉時代

踊り念仏とは、鎌倉時代にいた一編という坊さんが編み出したものである。

10.LOVEレキシ→平安〜鎌倉

この歌に出てくる小野小町は平安時代、紫式部は鎌倉時代の人である。

11.和睦→安土桃山時代

12.兄じゃ I need you→安土桃山時代

戦国時代の合戦が歌詞にいっぱい登場する。

以上、レキシのアルバム全5枚の収録曲がどの歴史を歌っているかの分析であった。

果たして各時代はどれくらい歌われていたのだろうか?

旧石器時代→1曲
縄文時代→1曲
弥生時代→2曲
古墳時代→2曲
飛鳥時代→3曲
奈良時代→2曲
平安時代→11曲
鎌倉時代→11曲
室町時代→9曲
安土桃山時代→15曲
江戸時代→18曲

ご覧のとおり、時代が近代に近づくにつれて、曲数が増えていることがわかる(武士や将軍をモチーフにした歌が多いことも理由に挙げられる)。

意外にも「稲穂」をグッズにしておきながら、稲作や庶民の生活に密着したような歌はほとんどなかったことも注目に値する。

やはり、歴史というのは勝者が紡ぐ物語だからこそ、農民の歌より、武士や武将の歌が多くなるのかもしれない、という雑な結論を提示して、この記事は一旦締めくくりとさせて頂きたい。

*細かな分析は後日予定(多分)

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