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ヤバTのファン呼称は「顧客」でいいじゃないか。

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ある日、本人がtwitterでそう呟いた。

「顧客」にする理由は、彼らのバンド名がヤバイTシャツ屋さんだからであり、Tシャツ屋さんという言葉を文字通りに捉えたとき、バンドとファンの関係は服屋さんと服屋さんに通う客になるわけであり、ならばヤバTのファンはTシャツ屋さんの「顧客」ということだよね、じゃあ「顧客」でどうよ、という話なわけだ。

で、それに対してファンの多くは賛同したり、代案を提示したり、面白がったり、とわいわいやってる感じである。

少なくとも、その発言を過度にディスるような殺伐とした雰囲気はまったくなさそうである。

ちなみに個人的には、ヤバTのファンの呼称は「バイト」という文言でいいのではないかと思っている。

理由は、バンドにおいてファンというのは貢いでもらうためだけの対象なのではなく、むしろライブも含めて二人三脚になって盛り上げる、持ちつ持たれつな存在だと思うのだ。

であれば、より当事者意識かまあるような言葉を呼称として使った方がいいはず。

なので、Tシャツ屋さんにお金を払うだけの「顧客」というワードではなく、一緒にお店という名のバンドを支えていくという意味で「バイト」という言葉を推奨したいのだ。

ちなみに、古参になれば、そのファンは「社員」へと昇格するというシステム。(ゆくゆくは店長とか、エリアマネージャーになると考えると、夢も膨らむ話ではないか)

まあ、こんなこと言っておきながら「顧客」も「バイト」も定着せずに流れていきそうな気がするが。

閑話休題。

ファンの呼称を巡ってのヤバTファンのそれは、常に優しさと微笑みに溢れるもので、殺伐とした感じがまったくなかったことは先ほど申し上げたばかりだが、これって他のバンドではなかなか見られない光景である。

もちろん、ヤバTはネタでやってるから笑っていられるのだ、という指摘はあるかもしれないが(そして、俺たちお題に対して、こんなズラした回答できるなんで?オモロイやろ?感が滲み出てるけども)、他のバンドでこういう話をすれば、文句を言い合ったり、お互いを貶しあったり、揚げ足を取り合ったりと、わりと醜いことになりがちである。

これは○○erだろうが、wimperであろうが、ドロスファンだろうが、同じことだと思う。

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先日、どっかのドロスファンが、これからはドロスファンのことは「アドベンチャーズ」でいいやんと言ってたらしく、それがひどくディスられたらしいが、そういうことである。(ちなみに「アドベンチャー」提唱者がどんなテンションでそれを提示したのかは知らないが)

ファンにとってファンの呼称をどうするか、というのはわりと大事な課題らしく、己のポリシーがえらく滲み出てくる事案らしい。

呼称というのは、それくらい繊細な問題なのである。

そんな繊細な問題を「顧客」というパワーワードを使ってネタにしてしまい、本来なら炎上しそうな案件も、炎上するどころか、むしろネタにして盛り上がれるヤバTとヤバTファンの度量の大きさと柔軟さは流石というほかない。

とはいえ、そもそもファンの呼称ごときでそんなにも殺伐としなくてもいいやん、とも思うのだ。

そのバンドのファンであることに誇りを持っているならば、なにより純粋にそのバンドのことが好きならば、ファン同士でいがみ合い、己の価値観を押し付けあうなんて、みっともない話だと思うのだ。

こういうときは、SiMのMAHがtwitter上で発言した、とある言葉を引用したい。

SiMerってなに?ちょっと面白いけど(笑)でも俺、ファンに変な総称つけるシステム自体すごい嫌いなので、SiMのファンは普通に『SiMのファン』でいいと思います。以上です。

そういうわけだ。

それでいいのだ。

ちなみに「顧客」は変な総称なのだろうか?

それに関しては、一度、MAH本人に直接訊いてみたいなーなんて思う(どうでもいい)。

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