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関ジャムが来週に上半期のベストランキングを提示するということで、謎の対抗心を燃やすべく、その前に個人的上半期ベストソング20を発表してみる。

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どどん!

20.欅坂46「不協和音」

19.竹原ピストル「Forever Young」

18.スピッツ「ヘビーメロウ」

17.ポルカドットスティングレイ「エレクリック・パブリック」

16.ナードマグネット「DUMB SONG」

15.サニーデイ・サービス「青い車」

14.女王蜂「金星」

13.Creepy Nuts「助演男優賞」

12.Dragon Ash「Mix it Up」

11.UNISON SQUARE GARDEN「Silent Libre Mirage」

10.パスピエ「スーパーカー」

9.Base Ball Bear「すべては君のせいで」

8.ゲスの極み乙女「シアワセ林檎」

7.W-inds.「We Don’t Need To Talk Anymore」

6.D.A.N.「SSWB」

5.小沢健二「流動体について」

4.岡崎体育「感情のピクセル」

3.Doughnuts Hole「おとなの掟」

2.Suchmos「A.G.I.T.」

1.どうぶつビスケッツ×PPP「ようこそジャパリパーク」

何の芸もなく、ただただ楽曲を羅列するという手抜きの記事であることを反省するばかりである。

ただ、こうして並べてみて思うのは、上半期はタイアップソングに優秀なものが多かったという印象である。

上記のランキングで言えば、「ようこそジャパリパーク」と「おとなの掟」。

両方ともアニメやドラマの主題歌なわけだが、タイアップソングの場合、曲を作るうえでとにかく「尺」を意識しなければならない。

同じタイアップソングでもCMソング、例えばBUMPの「リボン」やRADの「サイハテアイニ」ならば、どこを切り取りが関係ねえ!というスタンスで作ることができる。

が、作品の主題歌の場合は、そういうわけにはいかない。

限られた尺でAメロ、Bメロ、サビを入れ込み、明確な「展開」を作らないといけないわけだ。

で、普通はメリハリを付けるべく、Aメロは穏やかにして、Bメロでメロディーに高低をつけて、サビでどーんと持っていくようにしがちである。

バンドでもアニソンの主題歌なんかに決まると、大体このフォーマットに落とし込む。

が、この2曲はそういう王道ストーリーを完全に無視している。

特に「ジャパリパーク」を拒み方は凄い。

「これでも食らいやがれ」の方向性がすごい方向に向いている。

全てがサビだぞ!と言わんばかりの高濃度音楽を作り上げてしまったのだ。

この歌はあえて言うなれば、ももクロ全盛期のヒャダインの楽曲のような密度の高さだと思う。

この歌はわ盛り上げるエッセンスがとにかく散らばめられており、ジャットコーストのくだりが永遠と続くような音楽となっている。

ドラムを叩く人はさぞ大変なことだろう。

一方「おとなの掟」は「ジャパリパーク」の反対を極めたような歌である。

音数の少ないし、テンポだってまったく違う。

でも、「おとなの掟」も「ジャパリパーク」も大サビを劇的なものにする仕掛け(コード進行含め)、楽曲に施されているのだ。

要は、楽曲そのものが既にひとつのドラマになっているわけだ。

だから、何度もこれらの楽曲を聴きたくなってしまうのである。

ただし、楽曲のドラマ化の追求という意味では、岡崎体育の「感情のピクセル」が一番ではないかと思う。

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この歌は、端的に言えばワニさんの歌だ。(ワニさんが何なのかわからない人は一度でいいからMVを見るべきである)

自分のMVのタイアップソングにしてしまっているのが岡崎体育の「感情のピクセル」なのだ。

タイアップがないなら、俺自身がタイアップになってやるぜ、と言わんばかりの楽曲なわけだ。

そんなこんなで、この楽曲は色んな意味でドラマ性を帯びている。

だからこそ、楽曲全体も強い熱量を持ったものになっており、グッとくる仕上がりになっているのではないかと思うわけだ。

タイアップと言えば、CMのタイアップにより知名度を上げたSuchmosのニューアルバムの楽曲も2位にランクインしている。

ランキングは全体的にバンドものが多いのだが
、個人的にはひとつの方向性をもってランキングを決めている。

一部を除いて、基本的にはサビ史上主義で他のパートはサビを盛り上げるための布石のような楽曲はあまりランクインさせていないのだ。

だから、ダイバーが出る要素はあっても、たぶんサークルは作りにくい楽曲ばかりがランクインしていると思う。

例えば、Dragon Ashだってそうだ。

ランクインしている「Mix it Up」だって、ダイバーが出る絵は浮かぶが、サークル(ましてやドゲバンなんかが)出来上がる絵は想像がつかないような楽曲だ。

この歌をランクインさせたのは、端的に言って
カッコいいと感じたからなのだが、なんでカッコいいのかを紐解いていくと、楽器の音でも勝負しているような構成だからだと思う。

フェス文化が根付いて久しい昨今、盛り上がってなんぼの音楽が幅を利かせるからこそ、サビの勢いが全てとなり、サビでどういう動きを客にさせるのかを想定して作られた音楽が氾濫している。

要は「狙い」が透けて見える歌が多いわけだ。

もちろん、狙いが見えることはけっこうなのだが、そこを重視するあまりに、(誰も楽器の音なんてちゃんと聴いていないという諦念からかもしれないが)、音の埋め方が雑になっている気がするのだ。

けれど、DAの今作はボーカルがオフになっている部分への魂の込め方が違う。

全ての楽曲が「どうだ?かっこいいだろう?」と主張しているわけだ。

ギターの響かせ方も、ベースのスラップも、DJのスクラッチも含めて。

だから、グッとくるわけだ。

そう言えば、DAのかっこよさって「ヤンキーっぽさ」が根底にあると思うが、ただ「ヤンキー」なだけじゃなくて、音楽性が雑多で色んな要素を取り入れてる、言わば「オタク性」も孕んでいるからこそ、かっこいいと思うのだ。

「ヤンキー性」と「オタク性」のバランスが絶妙だから、DAはかっこいいわけだ。

で、若手でこのバランスがもっとも絶妙なのがSuchmosなんじゃないかと思っている。

例えば、Suchmosって、オシャレな音楽みたいな切り口で語られたりするけど、ただオシャレなわけではない。

どこか田舎臭いというか、微妙にダサいというか。

そして、それがグッとくるのだ。

これを掘り下げていくと、見えてくるのは彼ららの「ヤンキー性」なわけだ。

この「ヤンキー性」って言い換えると、曲を客側に寄せるのではなく、客が俺たち側に来いよ的な勢いを曲に込めているわけだ。

「ジャパリパーク」や「感情のピクセル」のように、客のことを考えまくって作った歌だって、その歌ならではの良さがあるが、これが俺のかっこよさだと信じて疑わず、それを追求している音楽(まさしくロックが宿る音楽と言ってもいいだろう)にしか宿らないかっこよさ、というのもある。

DAやSuchmosの音楽にそういうものが宿っている。

だから、良いと感じるわけだ。

要は、「ジャパリパーク」や「感情のピクセル」と「A.G.I.T.」や「Mix it Up」は良いと思うベクトルはまったく違う、というわけだ、まとめてしまうと。

上記ランキングであと少しだけ付け足すならば、音の新しさ・J-POPを変えた感で言うならば、W-inds.とD.A.N.が圧倒的だと思った。(だから、彼らの楽曲をランクインさせている)

この2曲は、本当の意味で海を込めた音楽を射程にした音楽を作ってる感じがするし、それは洋楽をパクったとかではなく、むしろ洋楽すらも超えた音楽を成立させているような感覚なのだ。

オザケンも、そういうラインの音楽である。

まあ、この辺りは聴いてみてもらえればわかると思う。

というわけで、この20曲は自信をもってオススメできるので、興味があれば聴いてみてほしい。

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