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2017年も1/4が終わろうとしている。

学生は春休みで新譜を開拓するならもってこいと思うので、この3ヶ月で個人的にぐっときた、おすすめの音源ベスト10(今回は邦楽のみ)をセレクトしたいと思う。

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今回はアルバムもシングルも基本的には関係なしで10枚をセレクトしてみた。

では、どうぞ。

10.dustbox「Thousand Miracles」

余計なこと考えずに音楽の気持ち良さに酔いしれたい時に必聴の一枚。余計なことを考えさせることもなく、スッキリとした気分になるアッパーチューンが連続で繰り出される。13曲も入ってるのに全曲で30分にも満たない短さ。ハイトーンボイスと、わかりやすいメロディラインと、爽快なバンドサウンド。これ以上、臨むものなんて何もない。憂鬱な気分も一発で吹っ飛んでしまうおすすめの一枚なのである。

9.それでも尚、未来に媚びる「四季、式として」

溢れんばかりの男臭さ。会ったことないけど絶対こいつら汗臭いだろうって思ってしまうくらい、何かが詰まってる。そして、その男臭ささの中から見え隠れする飛び散らんばかりのエモ。疾走感のあるビートで、演奏なんてめちゃくちゃなんだけど、勢いで乗り切る感じ、若者っぽくて厨二っぽくてなんだか好きなのだ。バンド名も厨二っぽいけど、それに違わぬ楽曲の厨二っぽさも、個人的にはぐっとくる。

8.ONE OK ROCK「Ambitions」

ワンオクという文脈で聴けばどうしても賛否両論となるこのアルバム。けど、ひとつのバンドのひとつのアルバムとして聴けば、日本でこんなカッコいい音鳴らせるバンドがいるなんてすご!洋楽なのか邦楽ななのかもはやわからん!圧倒的!って評価になると思う。少なくとも俺はそうなった。ただし、この「洋楽みたい」ってところが微妙にネックで、ここでいう「洋楽っぽさ」はちょっと古めかしいものであることも否めない。つまり、今っぽさ、2010年度感がすごく薄いわけだ。とはいえ、じゃあエレクトロニックに傾倒したらいいのか?というとそういうわけでもないけどね。個人的にはすごくいいんだけど、なんかもう一発欲しいなってどうしても思ってしまうアルバムだったりもする。

7.Creepy Nuts「助演男優賞」

これ、本当に1MCかよって思うくらい、歌い方のバリエーションが豊富で、歌声の表情が豊かだから、歌詞の物語としても重厚に広がっていく。おまけにメロディも良くてトラックも面白い(そこにそんな音ぶち込む?みたいな)。何がすごいって、収録されている5曲が5曲とも全部違うテイストなのに、捨て曲なしというところである。こんな良い曲作るなんて、その人に抱いてほしいと思ってしまうが、DJは(一応「童貞であり、女の股の中はこすらず、レコードこすり続けて25年なのである。つまり、それくらいストイックな奴が作ったすげークールな一枚だっていうことだ。

6.KEYTALK「PARADISE」

ロックもファンクもポップもぜーんぶぶち込んでんのに、どの楽曲もKEYTALK感があるという、もはや無茶苦茶な一枚。一曲一曲みていっても、変調したら、リズムやテンポを変えたり、ありとあらゆる技を使ってリスナーを飽きさせない工夫を施す。彼らにとってはダンスナンバーですら、エッセンスのひとつなわけだ。つまり、他のバンドなら3曲くらいのボリュームになるエッセンスを一曲に詰め込んでいるわけだ。ハンバーガー食ってたのに、いつの間にかステーキ食ってるくらいのわくわくに満ち溢れた曲を揃えた、控えめにいってマスターピースな作品なのである。

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5.ぼくのりりっくぼうよみ「Noah’s Ark」

ぼくりりくんの一番の良さって声だと思う。綺麗な声だし、すごく感情表現が豊かな声なんだよね。だから、いちいち言葉が刺さるわけで。なんだよ、おまえ、棒読みと対極じゃんかっていつも思う。声はけっこう媚びてるなーって思うけど、サウンドはまったく媚びるつもりなんてなくて、すごく自由。細かい部分の音にも気を配ってるわけだ。なにより、アルバム全体を通してのテーマ性がとってもクリアで「作品」という単位で触れると、すごく考えさせられる作品であり、そういう意味でもこの作品はグッドなのである。

4.パスピエ「&DNA」

とりあえず、メロディが個人的にツボ。おまけに演奏隊もかっこよくて、なつきの声も好き。だから、アルバムのどこを切り取っても個人的には「好き」と「心地よい」しかないのだ。ポップとも、その辺の邦ロックともすこしだけ距離を置いた、成田の、妥協するところは妥協するけど、このラインよりは後ろまでは妥協しないよ、感のある音作りにもぐっとくる。アルバムの曲の中では「スーパーカー」が個人的には一番好き。

3.小沢健二「流動体について」

天才が気合い入れて作品作ったらそりゃあ天才的に なものしか出来ないよな、という好例。聴けば、軽いのか重いのかよくわからんサウンドと、上手いのか下手なのかよくわからんボーカルが聞こえてきて、(いや、彼の歌は上手いんですけどね)あっという間に小沢(スピードワゴンじゃないよ)の世界(セカオワとは対極の「セカイ」である)に巻き込まれる。裏の音をここまでしっかり作り込み、己の過去作品や、その他様々な作品を引用しつつ、だけどその編み方があまりにも繊細で複雑ゆえ、誰にも真似できない絶対無二性を境地に辿り着いた作品。

2.Doughnuts Hole「おとなの掟」

そこにいないのに、その存在感が出まくっている椎名林檎作詞・作曲のドラマ主題歌。イントロなしアウトロなし、余計な音は使わないシンプルなサウンド。不協和音も効果的に使い、歌詞やドラマのイメージと相まってより不穏な世界へと引き連れこむのだ。なにより、音楽をメインでメシ食ってる人ですら、なかなかできないような美のハーモニーを織りなす4人。こいつら何者なんだ感がすごい。ドラマが好きなのもあるが、この曲の中毒性はやばいし、大好き。音の数は少ないのに、どんな曲よりも奥深いという不思議。

1.Suchmos「THE KIDS」

実を言うと、前作はあんまり好きじゃなかったし、シングルは聴くけど、アルバム通しで聴くのはちょっとしんどい、というのがそれまでの彼らへの印象だった。けれど、このアルバム聴いたら今までの印象が見事にひっくり返された。各パートが効果的にサウンドの中で主張し、そんな田舎のヤンキー臭い音の海をYONCEが気持ち良さそうに泳ぐ。バンドのグルーヴがただただ気持ち良いのだ。足し算の音楽じゃない作れない気持ち良さである。人とか流行りとからどうでもよくて、「おれたちの良い」こそが一番。そんな意志を強く感じるからこそ、惹かれる部分もあるのかもしれい。とりあえず、このアルバムは何度も何度も繰り返し聴けちゃうわけたま。意外とアルバム楽曲のバリエーションも豊富で、色んな要素を潜めて曲が構成されているから、飽きがこないのかもしれない。この3月までで一番聴いたお気に入りのアルバムは間違いなくコレである、というわけだ。

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